溝延の鎮守 溝延八幡神社。歴史は古く、本殿は、棟札によると、寛文7年（1667年）6月の建立。一間社流造といわれる社殿の秀作とされています。
（正面参道より）
溝延八幡神社は、縁起によると天慶年間（９３８～９４７年）に勧請されたのが始まりとされます。平安時代後期には源頼義、源義家親子が崇敬したとされ、南北朝時代に入ると、鎌倉幕府の政所初代別当 大江広元の後裔で、寒河江城主大江時茂の嫡男 溝延（大江）茂信が溝延城を築城した際に、城の鎮守社として遷座されました。
溝延八幡 神宮寺の本尊阿弥陀如来の厨子に「奉造立溝延八幡宮大菩薩 願主大江義信朝臣」とあって至徳2年（1385年）が記されています。それまでは不動木（ゆするぎ）八幡として現在地より西方向にあったようですので、この頃が今の溝延八幡や神宮寺が整備された時期でしょうか。
（溝延八幡神社本殿）
（神宮寺跡碑） 神社敷地内
寒河江荘の三八幡とされた溝延・谷地・寒河江八幡の中で最も古い建造物であるこの本殿が、御神木の溝延の大欅(ケヤキ)とともにその歴史を物語っています。
（山形県天然記念物 溝延の大ケヤキ）
じゃらん旅行ガイドHP「県天然記念物 溝延の大ケヤキ」⇒https://www.jalan.net/kankou/spt_06321ac2100145464/?partsScreenId=OUW3131&ccnt=kankou_rec_arnd_rnk&screenId=OUW2201
鳥居をくぐると、清とした空気感に包まれます。覆い茂る木々に守られたこの場所には重厚で神秘的な雰囲気と静寂があります。マイナスイオン降り注ぐここはまさにパワースポット。
（八幡小路からの参道入り口）
じゃらん旅行ガイドHP「県指定文化財 溝延八幡神社」⇒https://www.jalan.net/kankou/spt_06321ag2130015728/
溝延八幡神社の鐘楼。ここには溝延八幡神社の歴史が刻まれていました。
梵鐘刻文↓↓
溝延八幡神社は山形県の指定有形文化財に登録され、今も世の変遷を見守り続けています。
意外と知られていないですが、県内でも有数の歴史ある神社がここにはありました。
パワーがほしいとき、鐘の音に思いを込めて、願い事を祈念してみてはいかがでしょうか。
※鐘はいつでも自由につくことができますが、夜間はご遠慮ください。
溝延八幡神社（県指定有形文化財）
河北町大字溝延字八幡小路5864
［電話］0237-72-2934
（神社と古事記HP 参照）
（河北町観光協会HP 参照）
≪交通アクセス≫
高速道路 山形自動車道 寒河江ICより 10分程度
東北中央自動車道 東根ICより 8分程度
天童ICより 15分程度
おいしい山形空港（東京・大阪・名古屋・札幌線）
車で10分程度
最寄り駅 左沢線 寒河江駅 車で10分程度
山形新幹線（奥羽本線）
さくらんぼ東根駅/天童駅 車で20分程度
バスストップ 仙台⇔寒河江線 寒河江高速バスストップ
車で10分程度
河北町路線バス 南部線 ※「溝延南口」バス停下車
【溝延散策に役立つカモ
『machi歩きMAP（参考）』
】
道の駅寒河江チェリーランド レンタルサイクル⇒レンタサイクル：寒河江市観光物産協会 (sagae-kanko.com)
※溝延へは寒河江川沿い下流へ片道１０分程度の道のりです。サイクリングロードをご使用ください。
行きたくなる近くの名店☆
そうだ聖地へ行こう。アニメ「 らき☆すた 」舞台探訪（ 聖地巡礼 ） 鷲宮神社 記事⇒http://blog.livedoor.jp/seichijunrei/archives/51979645.html
machi log「 新世紀エヴァンゲリオン 」 箱根神社 （聖地巡礼） 記事⇒https://machi-log.net/?p=35675
アニメ 聖地巡礼 「 アニメツーリズム 」HP⇒https://anime-tourism.jp/t/00193/
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