毎年8月の最終日曜日溝延八幡神社の例大祭が開催されます。

 

お祭りでは、神輿行列をはじめ、神奴行列、お神楽などが溝延地区を練り歩き祭りを盛り上げます。また、午前中、神社境内では溝延小学校児童たちによる奉納花相撲が開催されます。

出店なども神社境内から八幡小路にかけて並び、祭りをにぎやかに彩ります。



(溝延八幡神社祭典ポスター ※8月最終日曜日固定ですが、祭日は毎年変わります)

 

伝承 溝延倭楽(Mizonobe yamatogaku)

 

神輿行列は、溝延地区を渡御した後、神社境内にて神事を執り行います。

溝延八幡神社では、神事の際、「倭楽(やまとがく)」が奉納される伝統があります。

立烏帽子と直垂をまとった伶人(楽人)達による倭楽は、神楽笛、和琴、笏拍子(しゃくびょうし)、篳篥(ひちりぎ)などの和楽器で構成され、奏でられる古式ゆかしい雅な音色は、例大祭の趣と伝統をより一段と引き立ててくれます。
 

倭楽(やまとがく)とは、古く大和地方(奈良県など)で伝え育まれた芸能で、宮中や神社の祭典楽として伝承されてきました。伊勢神宮や奈良春日大社でも行われているようです。

山形へは、明治の初めに奈良春日大社より鶴岡の出羽三山神社に伝承され、溝延八幡神社へは昭和の初め頃、その鶴岡より伶人を迎えて今に伝えられているようです。

 

古きを今につなぐ伝統ある神社ならではの神事、そして溝延倭楽(みぞのべやまとがく) 、これもまた祭りの見どころの一つ。

 

山形県河北町HP「溝延倭楽」 ⇒溝延倭楽/雛とべに花の里・河北町 (town.kahoku.yamagata.jp)

 

※神事は奉納花相撲が終わるころ午前11時過ぎ頃から始まります(年毎に時間誤差あります)。

 

昔は溝延の各家々が親戚や友人などを自宅に招待し、お祭りを盛大に祝ったものでした。最近ではこのような風習もあまりみられなくなってきましたが、地元の祭りを盛り上げる熱い魂は今も健在のようです。

 

 

参照: 山形県河北町ホームページ⇒ホーム/雛とべに花の里・河北町 (town.kahoku.yamagata.jp) 

 

 

 ≪交通アクセス≫

高速道路   山形自動車道 寒河江ICより 10分程度

       東北中央自動車道 東根ICより 8分程度

                天童ICより 15分程度

 

おいしい山形空港(東京・大阪・名古屋・札幌線)

                                              車で10分程度

 

最寄り駅    左沢線 寒河江駅 車で10分程度

        山形新幹線(奥羽本線) 

        さくらんぼ東根駅/天童駅 車で20分程度

 

バスストップ 仙台⇔寒河江線 寒河江高速バスストップ

                                                          車で10分程度

 

河北町路線バス 南部線 ※「溝延南口」バス停下車

                                     「城址公園」バス停下車

              「丹野園」バス停下車


 【溝延散策に役立つカモビックリマークmachi歩きMAP(参考)』爆弾

道の駅寒河江チェリーランド レンタルサイクル⇒レンタサイクル:寒河江市観光物産協会 (sagae-kanko.com)
 ※溝延へは寒河江川沿い下流へ片道10分程度の道のりです。サイクリングロードをご使用ください。


河北町 どんがホール レンタルサイクル⇒https://www.benibananosato.jp/guide/taiken/dongahall/  

 ※溝延へは南方向田園風景を片道10分程度の道のりです。