研究者夫は議論がお好き① | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

 

ブログタイトルにあるように、私の夫は研究者である。

細かく言うと”理系の基礎研究”をやっている。

 

 

ちなみに”基礎研究”とは。

 

研究者でない私は、「理論や法則など学問の基礎になる部分を研究している」と思っている。

「基礎だからとっても重要だけど、今すぐ誰かの役に立つってものではない」というのも特徴だ。

(だから企業に就職できるタイプの研究でない→職場は大学・研究所のみ)

 

 

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理系研究者というと実験のイメージがあるが、夫は基礎を研究しているので実験はしない。

 

試験管も振らない、難しそうな装置も使わない、ついでに白衣も着ない。

主に使うものと言えば、パソコン・筆記用具・文献くらいだろう。普通にデスクワークだ。

 

 

 

そんな夫の研究で重要な活動になるのは、他の研究者との議論である。

共同研究者と「それではこの理論は成り立たない」「こんなアプローチは新しいのでは?」などと、

あれこれ意見をぶつけ合っている。

 

 

つまり夫は、”議論のプロ”である。

 

 

 

 

 

前置きが長くなってしまったが、夫はプライベートでも議論することが大大大好きである。

テーマは問わない。重い政治や歴史から、軽めの芸能、生活など何でもありだ。

 

そして議論の相手をさせられるのは、もちろん一番近くにいる私である。
 

 

 

非常に面倒くさい。

 

 

 

 

夫は私の言い分も「ふむ。なるほどね。」と聞いてはくれるが、

あわよくばアラを見つけ出して反論し、叩きのめそうとしてくる感じがする。

(本人は「そんなつもりはない」と否定)

 

 

「今、奥さんは○○○って言ったけど、もっと詳しく説明してくれる?」といったように、

自分が納得できるまでしつこく質問してくる。いや、あれは尋問だ。

 

 

スイッチが入ると話し方も高圧的になるし、

「僕はね~こう思うんですよ」なんて敬語でしゃべり出したらかなりヤバイ。

 

 

 

 


残念ながら、私は即興で上手に考えをまとめて話せるような人間ではない。
自分でも何を言っているのかわからなくなることが多々ある。

さらには研究者でもないし、完全なる文系だ。

 


それでも夫は、私と議論をしたがるのである。



つづく

 

 

読んでくださってありがとうございます(^^)
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