ポスドクのお財布事情②暮らしぶり | 私の夫は研究者です

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研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。


ポスドクのお給料は、高くもないけど安くもない…といえるでしょうか。
慎ましく生活すれば夫婦二人でも暮らせます(勤務地・雇用形態によりますが)。


ですが下記の理由により常に経済的にハラハラします。

・手当や賞与の類が一切ない
・契約期間が切れ、次の仕事が見つからなかったら路頭に迷う
 (日本にも海外にも所属・拠点がない)
・次の職場に赴任する際、ビザ申請や引っ越しで莫大なお金が溶ける
・海外の場合は物価や為替レートに翻弄されまくる
・(人によりますが)貯金はないけどローン=返還すべき奨学金はある
 うちの夫婦はそろって返還猶予申請しています 



実際の私たちのお財布事情。


投稿写真


夫が台湾で働いていたときの給与は、手取りで月給4万元代後半でした。
当時のレートで日本円換算すると月給15万円ないくらいですが、
台湾でなら夫婦で普通に生活できる金額でした。

そう贅沢はできないけど何度か国内旅行ができたし、年2回は日本へ帰れました。
私は語学学校に1年半通わせてもらいました。

でも物価の高い日本に帰ると一気にお金が消えます。私は独身時代の貯金をくずしました。
「日本人はお金持ちだな」と思ってしまう(笑)




英国での生活は台湾のときより苦しいです。

まずビザ申請・引っ越し・新居のセットアップなどで軽く100万円は溶けました。
英国はビザ申請料も高いし、アジアから遠いので航空券も高いし、物価も高い!

日本円給料になったので円安+物価高のコンボがかなりきついです。
遠くへ遊びに行かなければ毎月の出費は1000ポンドくらいかな。
(内訳:家賃600 Council tax 100 公共料金と携帯100 その他 200)
噂ですが、ロンドンでうちと同じ広さのフラットを借りたら月1000ポンドするって聞きました…マジっすか(°д°;)


先月フランス・日本帰国(夫は出張)・弾丸台湾旅行に夫婦で行きましたが、
あれは貧乏旅行かつ3カ国合わせて20日くらいの滞在だったのでなんとかなりました。
もうしばらく遠出は無理かなε=(。・д・。)

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こんな我が家の家計を握っているのは、実は夫。

あのうっかり猫男が!意外と堅実なのです。ケチともいえる(笑) 
普段の買い物や、夫が苦手とする請求書の処理などは私がするけど、
浪費していないかどうか夫のチェックが入ります。
実は私、本当に買い物下手で浪費傾向があるんで…(*´σー`)

全体を監督するのは夫、現場で動くのは妻。適材適所!
フォローし合えるペアなので、世の中うまく出来ているなぁと思うのです(笑)



次回予告:家計が苦しくなっても、家族を連れて行く意味は?子供はどうする…?