ヤマトさんの国際宅急便-後編:サウサンプトンで受け取る- | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。


母の努力の甲斐あって(ひとつ前の記事をご参照ください)ついに荷物は日本を飛び出した。
確実に荷物を受け取りたいので毎日ネットで追跡だ。


<ここからは追跡サービスの記録を基に話を進めていきます>

3月6日夜、大阪を出発した私の荷物は3月9日深夜、ロンドンに到着。
大阪→ロンドンまでの間には香港(税関あり)、ドイツをも経由したようだ。
日本国内でわちゃわちゃしたが、出発してしまえば早かった。
香港とヒースローの税関もスムーズに通過したようだ。母の苦労は報われた。

3月9日朝、ヒースローを出発した荷物は、
同日午前中にサウサンプトンの配達担当会社に到着。
(サウサンプトンにはヤマトさんの営業所がないので、代行会社が配達する)
もうここからはヤマトの手を離れるので、追跡サービスも更新されない可能性がある。
現時点で追跡サービスは「調査中」の表示。もういつ来るかわからない。

3月10日午前、追跡サービスが更新。「配達中」になった。
そして昼過ぎに荷物は我が家へやって来た。
代行会社はDHLだった。大手!




4か国を巡った荷物。シールがいっぱい。
段ボールは一番外の層が破れている部分があったが、中身は無事。
さすがヤマト段ボールは頑丈だ。



ちょっと覚悟はしていたがその場で

関税を徴収された。

税関で開封された痕跡はなく、関税額はインボイスだけを基に計算されていた。
全部使用済み衣類なんですけど。その場で開けて見せて差し上げればよかったのかしら?
でも配達代行会社の配達員に文句言ってもな(悶々)。
£25(約5000円)で済むならば…今すぐ受け取れないのも嫌なので払った。

申告すれば関税を返還してもらえるかもしれないが、手間を考えて諦めた。
(言葉が通じ、かつ真面目に仕事してくれる日本だったら絶対申告する。笑)
送料と関税を足しても、異国で頑張って新品を買うより安く済んだので良しとしよう。 


届くのも早かったし、追跡サービスは機能していたし、
今後も場合によっては国際宅急便を使うのもアリだなと思った。
頑張ってくれたお母さんありがとう。



<備忘録>
送ってもらった物(すべて使用済み)
・夫のスーツ上下、ネクタイ、スーツ用の靴
・私のフォーマル用ワンピース・ボレロ・ペチコート、パンプス

送料 10050円
関税 約5000円(インボイスを参考に計算)
日本の実家からサウサンプトンの家までかかった日数 4~5日
追跡サービスの有用性 高い

・特に運送会社を利用する場合、段ボール選びは慎重に
・禁制品の確認は念入りに
・中古品の場合、インボイスは思い切って安く書く
・自分で使うものです、USEDです、引っ越し荷物ですといったアピールもしておく
・英国で受け取る荷物は制限が厳しいかも