ヤマトさんの国際宅急便-前編:日本から発送- | 私の夫は研究者です

私の夫は研究者です

研究者と結婚したら、即台湾へ移住。からのイギリス、イタリア行き。
あわせて約6年の海外生活を経て2018年帰国。長女も生まれて3人暮らしになりました。
研究者夫の珍生態、子育て、海外生活の記録などを綴っています。

※あくまで私の体験談です。
  送り先、受取先などによって状況が変わると思いますのでご了承ください。
  郵便局と宅配業者で送れないもの(禁制品)は若干違いますので各自でご確認ください。


今年3月に遡ります。。。


事情により夫のスーツ一式が必要になった。
以前こちらに書いたように(参照:泥臭い引っ越し渡英編→
私たちは必要最小限の荷物しか英国に運び込めなかったのでスーツなど持ってきていない。
ちなみに夫は普段着通勤である。

サウサンプトンで調達することもできるが、サイズ直しやら英会話やら難しそう。
まだ時間の余裕もあるし日本から送ってもらうことに。
なぜかスーツは私の実家に置いてあったので、私の母に手配をお願いした。

一番安いのは船便かなと考えていたが、母はクロネコヤマトの国際宅急便を利用することに決めた。
ヤマトさんのホームページを確認するとサウサンプトンは配達可能地域に入っている。
サウサンプトンには営業所がないので、ロンドン以後は代行会社が家まで配達してくれる模様。
(ネット上の情報だけでは代行会社がどこなのかは不明)


忙しい仕事の合間をぬって、ヤマトさんの営業所へ乗り込む母。
「受取人の(現地の)電話番号が必要です」と言われ発送失敗。
こういうときすぐに連絡が取れないから、時差って厄介だなと思う。


私の携帯番号をおさえ、母は後日再び営業所へ。
梱包にミカン箱を使っていたため「食べ物の段ボールではちょっと…」と言われ、またも発送失敗。
それ、前回の時点で教えてほしかった。


3度目の営業所。今度は無事に発送手続きができた。よかった!
追跡サービスが付いているので、私もネットで荷物を追跡開始。
順調に地元を出発した荷物は、大阪へ。
そろそろ日本を出発か?!と思ったところでなぜか「依頼主へ返送」となった。

一体何事か?!と、慌てて母にメール。
「税関で乾燥うどんが引っかかった」とのこと。夫と私がうどん大好きだから入れてくれたの…
もちろん密輸しようとしたわけじゃなくて、ちゃんとインボイス(送り状)に記入していた。
これ、営業所で止めてほしかった(2回目)。うち田舎だからなぁ…

自分でヤマトさんのHPを確認したところ、うどんの原料である小麦粉が禁制品に入っていた。
ヤマトさんの禁制品はおそらく郵便局よりも厳しい。

さらに。前回食べ物の段ボールは駄目だと言われたためAmazonの物を使用したそうだが、
舞い戻って来た時には社名やロゴがガムテープで目隠しされていたらしい。


母、4回目の営業所。
もう中身は衣類のみにし、段ボールはヤマトで購入したものを使用。ようやく発送に成功した。
今度こそ無事に日本脱出できるのか?!


つづく


<追記>
母は私が台湾在住時、何度かEMSか航空便で小包を送ってくれました。
どんな段ボールでもうどん入りでも普通に送れ、こういう事態は初でした。
ヤマトさんが厳しいのか、英国が厳しいのか、台湾が緩いのか(全部正解?)。
でも食べ物の段ボールは止めた方がよさそうですね。目を付けられやすそうな予感。