Dressでの連載「結婚は、本から学ぶ」の第10回では、スペインの作家によるLGBTがテーマの小説『ぼくを燃やす炎』について書きました。
Dress記事 恋をする自由について考える
この本には私も特別な思い入れがあります。
以前、こちらの記事でもご紹介した「サウザンブックス」が、初のLGBTをテーマにした本としてクラウドファンディングで翻訳出版を実現させた一冊なのです。
私も微力ながらキャンペーンに協力させていただき、無事にプロジェクトが成立して手にした1冊です。
つい先週末も東京レインボープライドというイベントが行われ、LGBTについての社会的な認知度や理解は高まっているかのように感じられます。
でも、この小説に描かれているようないじめや差別を受ける人がいる現実もあります。
結婚したい、パートナーが欲しいと思っているのに、「好きになれる人がいない」「いい人がいない」という悩みも、それはそれで切実なものです。
また、片想いだったり、自分が望むような形では報われない恋愛をして苦しんでいる人もいるでしょう。
そして、お互いに相思相愛でも、異性愛者と同じように社会的に理解され、受容されるということを経験できない人たちもいます。
Dress記事「恋をする自由について考える」では、そのあたりのことも書いています。
恋をしたり結婚したりする自由は、すべての人がもっているわけではないこと。
LGBTについてよく知らない、という人にもぜひ手にとっていただけたらと思います。
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