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私は川崎貴子さんの著書「愛は技術」を読み、去年の10月に魔女の夜会に参加して以来のファンです。
その川崎さんが、「察しない男 説明しない女」を含む多数の著書がある五百田達成さんと対談すると聞いて、イベントの申込みが始まる時間を待ちかねて電話をしました。
期待を裏切らず、とても面白いトークイベントになりました。
表題の「混ぜるな危険」は川崎さんの言葉。恋愛と結婚は別物なので、彼女の主催する「魔女のサバト」という婚活塾に来る女性には「恋愛がしたいのか、結婚がしたいのかをまず決めてください」とお伝えしているそうです。
五百田達成さんは、結婚プロジェクトをビジネスにたとえてお話をされていましたが、なかでも印象に残ったのは
「よくわからないけど、結婚ってするものだよね」という強い意志がある人だけが結婚する
というものでした。
現代の東京に住む人々は、男も女も忙しいのです。仕事が充実していればなおさらだし、そうでなくても、趣味や友人との交流や旅行など、生活のなかでやっていると楽しいこと、続けたいことというのはいくらでもあるでしょう。
逆に言えば「いい人がいれば結婚したい」とか、「結婚ってどうなんだろう」という漠然とした思いを持っている人は、結婚しよう!するんだ!という意志をもってプロジェクトにするだけの決意や覚悟がなく、そのままでうっかり結婚できる人はほとんどいないということなのでしょう。
また、ほかに「そうそうそうそう!」と思ったのは彼のこの言葉。
結婚する人と、価値観が一緒でなくてもよい。価値観の違いの埋め方が一緒であれば。
まさにそうなんですよね。いつも書いていることですが、すべての結婚は異文化体験。自分と相手の考え方はどこかでは必ず違います。
でも、そのときに「意見が合わないときは、こういうふうに対処するべきだよね」という点でそれほどブレがなければ、たいていのことは乗り越えられるものです。
そのほかにも多数の名言が飛び出し、とても楽しく、実のあるお話を聞くことができました。
同じテーマについて思考を深めている人の話を聞くのは本当に楽しいし、勉強になります。
ちなみに、五百田さんの著書にサインをいただいたときに聞いてみたら、大学の同窓であることがわかり、さらに(勝手に)親近感を持ちました。
川崎さんの新刊「結婚したい女子のためのハンティング・レッスン」も入手したので、これから読みます!