「人生で最も勇気のある選択」 | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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全米ベストセラーの翻訳書「異性の心を上手に透視する方法」の翻訳者&「国際結婚一年生」著者、パートナーシップ専門コーチ・塚越悦子のブログ

中国のタン・ウェイ(湯唯)という女優さんが、韓国人の映画監督と結婚したというニュースを読みました。

2011年の中韓合作映画「レイトオータム」がきっかけで出会ったという二人。

タン・ウェイさんは、国際結婚を選んだことについて、「人生で最も勇気のある選択」と言っていますが、続けて「その勇気が必要なのは現在よりも今後だと、しみじみ感じている」とも。

本当にそうですよね。

一般的にはカップルの気持ちの盛り上がりは結婚式や新婚旅行で最高潮に達し、そのあと待っているのは似たような日常生活の繰り返し。

赤ちゃんが生まれるというイベントに恵まれるカップルもいますが、「産後クライシス」という言葉もあるように、新生児の誕生は必ずしも夫婦の結びつきを強めるわけではないという現実があります。

文化の違う相手との交際を刺激的だと感じていた人も、時間がたつとその違いがどうしても鼻についてしまうということも…

国際結婚のカップルの中には「相手が外国人だという意識はない」という方も少なからずいますが、生きていれば起こる様々な出来事に直面して初めて「やっぱり日本人とは違う」と気づかされることもあるのですよね。

気になり始めたその違いをほったらかしにせず、相手とどこまでもコミュニケーションを続けて、妥協する道を模索したり、時には相手を変えることを全面的にあきらめたりといった、けっこうしんどい作業を地道に続けていくこと。

それが国際結婚に限らず、結婚という道を選ぶすべての人に必要な勇気とも言えるでしょう。

英語でit is not for the faint of heartという表現がありますが、結婚という選択も「気の弱い人向けではない」のかもしれません。