先日Facebookで、最近ネットで話題になっているという「嫁・主人」と読んだら男女差別?という話題を目にしました。
自分の妻のことを「嫁」というのはおかしい、という新聞への投稿から端を発したこの議論。昔からずっと言われていることではありますが、「主人」「家内」などの呼び方に抵抗がある人も大勢います。
記事の後半には「夫が第3者にあなたのことを話すとき、使って欲しくない呼び方は?」というデータがでているのですが、このリストの選択肢を見ただけでも、日本語で自分の配偶者を呼ぶときの選択肢がこんなにも広いことに改めて驚かされました。
英語だと「妻」「夫」は wife, husbandで、これらの言葉は私からするととてもニュートラル。
"my wife" "your wife"、あるいは "my husband" "your husband"と、自分の配偶者について語るときも、相手の配偶者について何かたずねたりするときにも同じ言葉が使えて、とても便利です。
また「配偶者」に当たる言葉は "spouse"で、これも、日本語でのハイグウシャというなにやら硬い響きもなく、普通に会話で使える言葉かな、という気がしています。
夫が普段、同僚など第3者に私のことを話すとき"my wife"という言葉以外を使っていることは考えにくいですし、私も英語で話しているのであれば"my husband"が定番。夫のことをよく知っている友達に話すときには名前を使うこともあります。
そうそう、英語では配偶者を指すときに "better half"という言い方もあるんですよね。夫がよく知っている人に私の話をするとき、この単語を冗談めかして使うことがありますが、これは「第3者に対して言われたら嬉しい呼び方」かもしれません。
better halfの意味は、こちらのブログ記事に詳しく書かれています。その他の呼び方についても言及されていて、とても面白く読みました。