(61)「パニック障害と薬の関係」を自転車に例えると ーそっと背中を押してくれますよー | パニック障害をこうやって治した私のパニック日記

パニック障害をこうやって治した私のパニック日記

2021年11月の2回目のコロナワクチン接種後に体調を崩し
翌年1月にパニック障害と診断されました。
約1年半かかりましたが自力でほぼ完治させました。
その体験を書いています。
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(最初に書いておきます。薬について悪い内容のことしか書いていません)

 

 

パニック障害になり、薬で治療することは

 

「そっと、背中を押してくれる」ものだと感じる人もいるので

 

薬による治療に抵抗のない方もいると思います。

 

私は、抗うつ剤反対派ですが、↑この気持ちはよくわかります。

 

パニック障害なんて誰しもが経験するものではないですし

 

薬による治療以外、普通は思いつきません。

 

 

しかし、この服薬というものが、とても厄介なことなんです。

 

パニック障害を自転車に例えると

 

立ち漕ぎで、どうにかこうにか上っていける坂道を進んでいるようなものです。

 

この時「くそ・・・上らない・・・自転車が壊れているから、自転車屋へ持っていこう」

と思う人は、まずいないですよね?

 

自転車屋へ行ったとしても「どこも壊れていませんよ」と言われるだけだと思います。

 

これが病院で「異常ないです」と言われている状態です。

 

自転車の場合なら「そんな坂道を上るのは、そりゃ無理ですよ」と言われるのがオチですが

 

病院での場合は「じゃあ、パワーのつくパーツをつけましょう(=薬)」となってしまうわけです。

 

パーツのおかげで、坂道を上るときは「お、いい感じ。いい感じ」となりますが

 

たまには平坦な道を走る時もあります。

 

とんでもないパワーのついた自転車は、ペダルに足を置いただけでも

 

「ドカーーーーーーーーーーーーーーン!」と走り出してしまいます。

 

自転車の場合なら「ブレーキ」で制御ができるかもしれませんが

 

薬では、そうはいきません。

 

何度も何度もこれを繰り返しているうちに、全く制御がきかなくなります。

 

坂道でさえ「あれ?あれ?・・・おかしい・・・おかしい。こんな感覚じゃなかった」と

なってしまいます。

 

最悪の状況になると、坂道を上っていたはずなのに

 

いつの間にか急な坂道を下っていくこととになります。

 

本当に一気に転がり落ちます。

 

傾斜がついた程度だと感じていたものが、突然90度の角度で落ちていきます。

 

一度、坂道を下る癖がつくと、上っているしんどさだけ抱えたまま転がり落ちていきます。

 

そして・・・・・・・・・転がって落ちている間も

 

薬は「そっと背中を押しくれる」わけです。

 

本当にそっと押し続けてくれます・・・

 

これが薬の怖いところなのです。

 

誰もこれには気づきません。

 

一度、死ぬような副作用を経験しないとわからないものなのです。

 

 

 

 

 

 

 

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