6月22日は夫の誕生日でした。
皆様からのお心遣いに感謝申し上げます。
お誕生日の前後は、いろんなことが起こりやすいもの。
夫にとってサマンサの入院はかなり応えたようです。
サマンサは、誕生日のプレゼントに絵本『100万回生きたねこ』を贈りました。
目の前で読み終えた夫は、何を感じたのでしょうか。
「ずっとサマンサと一緒にいる」と何度も繰り返し言います。
死後は、どんなに仲の良い家族であっても、大抵は別々の星に帰ります。
サマンサと別れたくない夫ですから、死後も同じ星へ帰れるように変更しました。
彼の魂は、未来を知り安堵したようです。
サマンサとずっといつまでも一緒にいられるのですから・・・。
佐野洋子〔作・絵〕(2021)100万回生きたねこ、講談社 第122刷(1977.第1刷)