小学生のときでした。
先生に「間違っている」と思って見なさい、と教わりました。
子どもの私は、ただ疑えばよいと理解しました。
何事も疑いを持ってみるようになりました。
気持ちのよいものではありません。
大人になって、先生が教えようとした意味を知りました。
本当に正しいのかどうか、本当に正しい解釈なのか、そのことを問い直します。自分自身であらためて確かめてみよう、と理解したのです。
言葉は同じであっても、伝わり方は人により違います。
他者との関わりで、真実を理解する大切さを知るのですから・・・。