公共の場で、走り回り遊ぼうとする自分の子どもに注意をしようと思いました。
しかし、一緒にいた叔母や祖母は少しくらいいいじゃないか、と言います。
注意をすべきだ、と考えていた私は正しかったのでしょうかと話すXさん。
他者に迷惑をかけてしまう、と感じていた彼女です。
しかし、彼女の本音は「私が嫌な目で見られる。何か言われては困る」と思っていました。
迷惑をかけられない、不愉快な思いをさせたくない、と他者を思う気持ちとは少し違っていたのです。自己保身にすぎませんでした。
他者を思い行動することの難しさに気付いた彼女。お相手の気持ちを知る大切さを意識するようになりました。
子どものしつけは、子どもの気持ちになることから始めたいと思います。
彼らが気付いていないことは何か、他者の気持ちを知る方法が見えてくるのですから・・・。