流産や死産といった予期せぬ不幸を夢で知るという助産師のXさん。正夢となってしまうことが不思議ではありませんでした。
以前は、生まれてこられなかった赤ちゃんが可愛そうで、母子ともに気の毒だと思っていました。
しかし、その気持ちは変化しました。
死産した赤ちゃんにも役目があったと知ってから「お疲れ様」と思えるようになったのです。
先日、死産した赤ちゃんを取り上げることになりました。
夢はみませんでした。
「次は元気に生まれてきてね」と声をかけました。
なにしろ赤ちゃんは労ってもらいたくて、彼女の病院と当直日を選んだのですもの・・・。