夢を失った人 №694子宝に恵まれない嫁を心配する姑のOさん。自営業で嫁も会社を手伝っていました。なんとしても孫が欲しいと思っていた彼女。嫁にいらぬプレッシャーを与えてはいけないと、仕事以外は出来るだけ子供の話題はさけていました。しかし、お嫁さんの魂は言います。「子供は欲しいのですが、私は嫁として失格です。子育て出来そうにありません」と。毎日、厳しく姑から指導を受ける嫁。いつしか母になる夢も、現実から遠くなっていくのでした。