本門佛立宗 相模原妙現寺 サァクルナイン -12ページ目

タテの糸・ヨコの糸をつむぐ



久々の「トシちゃんの独り言」は…




令和4年11月20日(日)
本門佛立宗相模原妙現寺に於いて、

『法類巡教高祖会日蓮大菩薩御会式』   
『併せて、先住、鈴江日原上人御七回忌法要』が

清光山妙深寺御高職 長松清潤化主厳修のもと、無事奉修されました。


当山御住職は元より寺内御教務・寺族、壮年会、婦人会、青年会、ファミリー会、弘通部、広報部各々の会や部の方々が、この『本門八品上行所伝の御題目』を胸に、これまで励まし合って御奉公が出来ましたこと、本当に慶ばしいかぎりでありました。


私も広報部として、先住上人の『御法門大意集』編集にたずさわせていただきました。

生前のお写真も入り、懐かしく、素敵に仕上がり、優しい気持ちになりました。

これもひとえに、先住日原上人のお導きがあったればこそだと感じています。



御導師ありがとうございます。



ウクライナとロシアの戦争、コロナウイルス、貧困、災害、世界は混沌とした時代に入りました。

今こそ、『本門八品所顕上行所伝の御題目』が人々の燈火となる時だと感じます。

これより先も、
手を合わせ、手をつなぎ、争いのない平和な世界をつくり上げていける様に、

【「たての糸」「ヨコの糸」を紡ぎ】

一歩づつ・一歩づつ
未来ある子供達へ平和な社会を引継いでいけるようにご祈願させていただきましょう。






どうか、どうか
 明日は平和が
 訪れますように。

 合掌

揮毫・文章【トシちゃん】

「IN  PUT  &  OUT  PUT」

かれこれ三十年前でしょうか。

日曜日の朝、FM放送で「音楽の絵本」と言う番組がありました。

バロック音楽の調べに乗せて、随筆家の串田孫一が日常の風物を切り取り、詩を朗読して語ります。題材の着眼点と話の展開は、聴き手の知的好奇心を擽り、孫一ワールドへと誘ってくれます。なんとも心温まる番組でした。

 

最近、インターネットやSNSの普及が目覚ましいく、情報の入手や発信がとても容易になりました。テレビや新聞をほとんど見ない私には、貴重な情報源です。玉石混淆の世界ですので、内容が稚拙で不快、嫌悪を感じるものも少なくありません。孫一のそれとは大違いです。送り手の品格、受け手の眼力が求められます。

 

言葉や文章表現以上にやっかいなのが、行動表現かもしれません。佛立信徒の私自身を省みると、教えを素直に受け止めて行動をしているかと問われれば、自信がありません。口唱は千遍よりも万遍と唱え。子孫には金を貯めるよりも信心を残し。負けん気と根気の上に慈悲の心を持つなどなど。頭ではわかっていても、中々行動が伴っているとは言えません。

 

人生七十年は稀であると言う「古稀」を過ぎ、今の私の最大の願い事は、法灯相続です。「上葉より下葉に 露を譲るなり 蓮花さく いけの夕かぜ」の御教歌の心を思う時、境内の蓮の大きな葉が風に揺れて「頑張れ」と優しく応援してくれているように思える令和四年の盛夏を迎えています。

 

                   令和4年7月20日 記す

シンボルマーク





ありがとうございます。

4月の「カンガルー便」に続き、ハンディキャップのある方への支援シンボルマークについて調べてみました。

私の勤務する公共施設にも色々なシンボルマークが表示されていますが、今まで何気なく見ていただけで、正直なところ本来の意味を理解していませんでした。 シンボルマークは、国際的に定められているものや各障害者団体が独自に提唱しているものがあるそうです。



よく見かけるこのマークは「ハンディキャップのある人々が利用できる建物や公共輸送機関であることを示す世界共通のシンボルマーク」です。

見た目ではわからないために、誤解されたり、不利益を受けたり、危険にさらされることも・・・。
外見からは分かりにくいハンディを示すシンボルマークです。

さて、皆さんこれらのマークを見たことあるでしょうか。そして、何を示しているかご存じですか?

















①「耳マーク」 
聞こえが不自由なことを示すと同時に聞こえない人、聞こえにくい人への 配慮を示すマーク。

②「身体障碍者マーク」 
肢体不自由である方が運転する車に表示するマーク。
マークを付けた車にやむ得ない場合を除き、幅寄せや割込みをすることは禁じられています。

③「白杖SOSシグナルマーク」
あまり見かけることはありませんが、白杖を頭上 50 cm程度に掲げてSOSのシグ ナルを示している視覚に障害のある方を見かけたら「進んで声かけ支援をしよう」 という運動の普及啓蒙シンボルマークです。 シグナルがなくても、駅のホームや路上などで白杖をもっている方が危険な遭遇 しそうな場合は、声をかけサポートをしましょう。
    
 私たち一人ひとりが正しく理解し、マナーを守り、思いやりをもって、少しでも 暮らしやすい社会を作りたいですね。



【おしらせ】
9月11日(日)妙現寺で「開導会」という法要が行われます。今年は、ハンディキャップのある方々が少しでも暮らしやすい社会になるよう 〜福祉に寄り添う〜コーナーが設けられます。是非、お越し下さい。