願わくば、この功徳をもって~すべての行きとし生けるものが、幸せになりますように。 | ヨメですが、アマ(尼)です。

ヨメですが、アマ(尼)です。

仏教って…難しい?あるいはお葬式とか法事のイメージ?
いえいえ、今を生きる私たちのためにあるのです。
ちょっと笑える仏教ブログ。心の清涼剤を一服どうぞ!


みなさまおはようございます。


週末の朝がやってきました。

断酒を始めて3日…

朝起きるのが、かな~りラクになりました。

妙恵でございます。


さて。

仏様の前でお経を読み終える時、かならず唱える経文があります。


願以此功徳(がんにしくどく)


普及於一切(ふぎゅうおいっさい)


我等与衆生(がとうよしゅじょう)


皆共成仏道(かいぐじょうぶつどう)


と、いうものです。

意味はといいますと…


今、お経を唱えたことによるご利益(功徳)が、この世のありとあらゆる存在すべてに行きわたりますように。


そして自分も、すべての生きとし生けるものが、仏となる道を進んでいきますように。


…ざっと、おおまかに説明すると、こんな感じです。


仏様の前で読経をする目的は、お願いごとであったり、供養であったりしますが…

それによっていただくご利益が、自分以外の存在にも行きわたりますように、ということです。


ありがたい功徳を、独り占めしないで、「おすそわけ」させていただきます、みたいな感じでしょうかね。


この経文は、「回向文」といいます。

文字通り、回り、向かいますように、という文章です。


最近は、冒頭にご紹介した「漢文」で読まれるのが一般的ですが…

祖母が持っていた経本には、


願わくばこの功徳をもって


あまねく一切に及ぼし


我等と衆生と皆共に


仏道を成せんことを


と、書かれています。

読み下し文になっているのですねぇ…。

ちなみに私は、いつもこの「読み下し文」を唱えています。


お経はだいたい、「漢文」で書かれています。

しかし、こちらの「回向文」は、日本語で唱えるほうが、優しく感じるのです。


余談ですが…

祖母が持っていた経本。

もうかれこれ、30年以上前のものです。


私も、自分で色々経本を買い求めました。

しかし、祖母から受け継いだ古い経本が、今でも一番のお気に入りです\(^o^)/


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