同人誌ができるまで その5 | セリザワマユミ コンテンツ

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コミティアレポート    2007年02月15日20:21
http://www.comitia.co.jp/
2月4日にイベント参加した、コミティアのレポートです。
画像は私のスペースの展示。
売り子募集の日記に釣られてくれた(笑)西城さんと沢渡さんに店番をやってもらいつつ、本を売ったり買ったりしてきました。

画像にあるコピー本は30冊作成。
無料配布にしちゃおうかなーと最初は思ってたんですが「無料配布だと、もらうだけもらって読んでもらえないかも…」という考えが横切り(だって私がそうだからさw)読みたいと思ってくれた人からは10円だけいただくことにしました。

ところで、コミティアという創作同人誌即売会について。
毎回行くたびに思うけど、このイベントは本当にすごいと思う。
何がすごいかってプロもアマも一緒くたになって、自分が作り上げた作品を、自分で読者に販売してるんですよ。まさに珠玉混交。
探してみると、結構大御所な作家とかが、アマチュアに混ざってフツーに同人誌を作って販売していたりする。
各出版社のマンガ編集部も、出張持ち込みのスペースを用意してて「プロとして活躍したいアマチュアの為の門戸」を開いてくれている。

コミティア出身の漫画家、というのも枚挙にいとまがないのもすごい。
最近書店で大プッシュされてるオノ・ナツメはもとより、古くは峰倉かずや、現在の冬水社の前身にあたる吉祥寺企画(これはちょっと違うか。でもサークルの枠に収まり切らなくなって、結局出版社立ち上げたんだからすげーよ)、榎本ナリコもスピリッツで連載始めることになったとき、デビュー報告をティアズマガジンに投稿してたよね。初期のコミティアには、水城せとなも参加してた。
…がー、もっと有名な人は沢山いるのに思いつかねえ。あとは「鴨葱スウィッチブレイド」の人とか(←トライガンを描いてる人)「けだもののように」の人には頑張って欲しいー。(←私にしか判らない書き方だ…)

コミティア代表の中村さんは、学生時代の私がぱふの読者だった時期に、ずっと編集長をやっていた方なので、尚更感慨深いというのもあるかもです。
みんな一度はこのイベントには来るといいよ。
本当に面白いから。

で、結局何冊売れたのかですが、10冊でした。
10人の人が「なんか面白そうだから買ってみよう」と思ってくれたみたいです。
男女比は女1男9。…ああ、やっぱりね…。そうだよね、女の子には読んでもらえないよね…。風俗狂いの男なんかを書いておいて、女の子に読んでもらおうなんておこがましいよね…。
でも言い換えると、たった一人10円出して買ってくれた女の子。いかにも文学少女、というカンジの子だったんですが

私 と 同 じ 匂 い の す る 子 な の か も

という疑惑が頭から消えません。

創作同人誌というものはパロディ系の同人誌と比べて、作品の内容はもとより、本の装丁や値段、ディスプレイといった売り方も全て自分でプロデュースしなくてはいけないので(パロ系はジャンルパワーというか、元作品に注目が集まっているという土壌が、買い手の購買意欲を補ってくれてる…気がする)「なんか面白そうだ」と思わせるための工夫をするのがすごく楽しいです。

5月のコミティアには必ず完全版をだすぞー。おー。



↑コピペ終了
…そうか、5月には完結できると思ってたんだ、このときの私…