母が退院して5年前のGW。
暫くの間は、入院先の主治医の先生から、
要介護5で退院してきたので、家族のことも考えて、
看護師さん達の、訪問日数時間を多めにして
くれるようにして頂きました。
一日に何回も訪問される看護師さんやリハビリの先生方。
娘さん休めなくてめんなさい~~と言いながら
母のもとへいきながら、
お母さん顔色良いですね。
やっぱりお家はいいでしょう?
と話しながら、バイタルチェック。
母は嬉しそうに笑っていた。
簡単な体を動かすリハビリや
時間のある時は髪の毛のを洗ってくれました。
髪の毛洗ってあげたくて…
今日は髪の毛洗いましょう…
今日はお天気もいいから
少し車いすに座ってみますか…
お母さん…皆で頑張りましょうね。
そんなやり取りを聞きながら
私は心の中で不安もありながら
この看護師さんやリハビリの先生にお任せすれば
母はきっと良くなっていく…
そう信じていたあの日…
でも、やっぱり看護事業所も経営しているので
登録者さんを増やしていかないといけない…
段々と訪問回数が減っていく中で
あれは…最初だけだったのか…と
心が不安になっていく。
そして看護師さんやリハビリの先生から出るセリフ。
○○さんだけが登録者さんでないので…
その言葉を聞くたびに、私の心の中で
腹ただしい気持ちを抑える。
母だって好きでこのようになってしまったんじゃない。
自分で出来ることはする人なのだから…
そして、時間と共に
今度は、相性の問題が出てきた。
看護師さんと合わない人が出てきた。
確かに、看護師さんも人間なので個性もありますね。
言葉のキツイ人もいれば、優しい人ともいる…
でも、訪問看護として看護師さんのお仕事をしていく中で
この人は…なんで訪問看護をしているの…?
という人も中にいて困りました。
家族としては、ストレスのたまらない介護生活を過ごしてほしい。
そのためにも周りの方達のサポートはとても大切なんだなぁ…と
母は特に感じることが多いのと、口は達者だったので
見抜くことが多かったです。
患者さんへの気持ちが伝わってこないんでしょうね。
ただ決められた時間に来ていて、言われたことをして…
相手の顔色が、どんな感じかも見ない人もいましたから…
そんなことを思い出しながら、
今でも介護を続けていたらどうなっていただろう…
きっと、やっと見つかった訪問看護の看護師さん。
とっても良い感じの人だったので、
これからきっとこの看護師さんでうまくいく…って
思っていたのですから…
もう少し早く出会えていたら…
本当に残念で仕方ありません。
今日も介護お疲れ様です。
大変ですね。
心を休めていますか…