今回ご紹介するのは、肩こり・首こりを治すための健康本になります。
読書家の皆さんなら誰もが経験されると思うのですが、本を読んでいると肩や首が痛くなることがありませんか?別に”いつも”というわけではなくて、たまに”そうなってしまうターン”のような時がある。そうなると、なかなか痛みが取れなくて、ついには頭痛まで発生してしまう!!
そんな時はありませんか??
実は私、過去にも首の痛みについて日記を書いていています・・
あぁ、ストレートネック辛いっ!!
おそらく原因は読書だけでなく、パソコンやスマホ、枕が合わないなど色々な要因が積み重なってのことだと思います。けれども一番の原因はそれじゃなかった・・!!一番の原因は運動不足からくる筋力低下(つまり今まで何もしなくても大丈夫だった筋力がオバサンになったら鍛えないと使い物にならなくなった)だった・・!!
そんな残酷なことをこの本が教えてくれたのです。
Gakkenさんの『最新版 日常生活の小さな改善で、つらい肩こりが必ず治る!肩・首のこりをしっかり治すコツがわかる本』
監修は聖路加国際病院リハビリセンター長・整形外科部長の黒田栄史さん、肩・スポーツ専門診の田崎篤さん、脊椎専門診の伊藤幹人さんという、その道のプロフェッショナル。本書の中身はほとんどが図解になっています。チャートやチェックシート、イラストで説明するストレッチ法、肩・首こりに効くお料理レシピと写真という感じになっているので、いつものようなレビューはちょっと難しい。なので、今回は本書の大まかな内容をポイントとしてご紹介し、残りは感想にしてまとめてたいと思います。
本書のポイント
〇筋肉が緊張して血流が悪くなると肩・首がこる
〇立つ・歩く・座る、の基本姿勢を改善しよう
〇肩こりに効く筋トレ&ストレッチ
〇家庭でできる温熱療法、ツボ、マッサージ
まとめると、肩こりの主な原因は筋肉疲労であり、肩こり回復のためにはストレッチをしたり、正しい姿勢で日々を過ごすことが重要になってきます。さらに食事を見直したり、病院で検査をして適切な治療を受ける事も大事。普段から姿勢が悪いのか、運動不足なのか、はたまたストレスなのか、老化か、ホルモンか、目と歯のトラブルか、その原因はさまざま。しかし、なかには重大な病気が隠れている可能性もあるので、本書の対処法を実践しても症状がまったく改善されない場合は、ほかの病気を疑ってみることも必要です。
<感想>
アメリカ人には肩こりを訴える人が少ないというのには驚きました。確かに彼らは姿勢が良いし、ストレス解消も日本人より上手そうなイメージです。本書ではまずパート1で自分の肩こりの原因を知るためにチャートを使用します。私の場合は最も多いとされる「筋肉疲労性肩こり」タイプで、猫背に加えてなで型というのが姿勢を崩し、筋肉への負担をかける原因となっているようです。なで型が筋肉疲労の原因だとは初耳です!!生まれ持ったものはどうにもならないではないかー!!私、超なで型なんですよ。
さらに私は親知らずを抜く前から嚙み合わせ不良を起こしていて、どうやらそれも筋肉疲労を起こす原因になっていたようです。加えてコンタクトをした状態でパソコンをいじるので眼精疲労も常にアリ。これは慢性化しますわ。
パート1には改善すべき生活習慣がわかるチェックシートもついてきます。なんだかもうどれが・・というわけではなく、全部当てはまっているような気がしました。パート2以降に載っているセルフケア方法はほとんど試したことがありましたが、肩・首に負担をかけない姿勢を保つには靴選びが重要と知り、心当たりが・・・。
私、足が小さくて、そのせいでなかなか大人用の靴で合うサイズがないんですよね。だからいつも妥協して大きいサイズから”せめて”歩いているときに脱げない靴を選んでいるのですが、これは根気強く探すしかなさそうです。また、寝るときは背骨が床に平行にまっすぐ伸びるようにして、高さ10~15cmくらいの枕を使うなら横向き寝でもOKらしいです。私はもともと横向き寝だったのですが、それがよくないと思い、あお向けで寝るようになったんですよね。言われてみれば、あお向けに寝だしてから首の痛みが悪化したような・・。やはりあお向けで寝る場合は、専用の枕を使わないと首を痛めてしまうみたいです。
あとは太りすぎも痩せすぎもやくない!!ということなので、頑張ってダイエットします。
文章での説明は諦めましたが、本書には色々なストレッチ法がイラストつきでたくさん載っているので、そちらもぜひお試しください。もうね、結局は肩・首こりって背中全体の筋肉が疲れていたり、弱っていることが原因なんですよね。
ただ、レビューしたあとに、こんなことを言うのもアレですが・・・
私、正直者なので言っちゃいますね。
何だかんだ言って、一番ストレートネックに効いたのは、髪をバッサリ切ることでした(笑)
ごめんなさい。こんなことは本には書いてありません。個人的なことです。でも、これが一番効きました。
もしロングヘアーの方がいましたら、思い切って切るのもオススメです。頭の重さがそのまま首や肩の負担になるのは間違いではありませんよ~。
また、この学研実用BESTシリーズには他にも
腰痛をしっかり治すコツがわかる本、免疫力をしっかり高めるコツがわかる本、肝機能をしっかり高めるコツがわかる本、血糖値をしっかり下げるコツがわかる本、尿酸値をしっかり下げるコツがわかる本、コレステロールをしっかり下げるコツがわかる本、高血圧をしっかり下げるコツがわかる本などが出ています。
それぞれのお悩みに合った本をお選びください。
とにかく私は首だけでなく、肩甲骨を動かすトレーニングをして肩関節を鍛えていきたいと思います。
全身からボキボキ音がなってヤバイ・・・。
以上、『【最新版】肩・首のこりをしっかり治すコツがわかる本』のレビューでした!