花はじめに

2019年6月:アップルの時価総額がたった1日で約1兆円も目減り。理由はジョナサン・アイブの退社が報道されたこと。
たった1人のデザイナーの退社で、企業の価値が1兆円も下がる。財務諸表にはそんなこと何も書いていない。
↔️市場は、アイブの能力に1兆円近い価値を見出していた


有形資産に強みを持つ企業が後退し、人的資本(無形資産)つまりは人間の持つ特性や能力から価値を生み出す企業が時価総額ランキングのTOPに並ぶ↔️日本はいまだに有形資産に偏っていることが明確

 

雇用流動化の波に逆らえない中で、人財の活かし方を根本から変え、個人の生き方や価値観を尊重しながらも組織のパフォーマンスを最大化する方向に変革していかなければならない


「人を大切にする経営」とは、終身雇用や年功序列から能力開発や自律的キャリア形成の支援に変わってきている

花人的資本時代のリーダーとは
従来の日本的経営や組織の在り方が限界にきている中、管理職の仕事はどんどん難易度が高まっている

人的資本を活かすのは、「自分が最強」という強いボスよりも「みんなが必要だ」と言い切れる、ある意味「弱いリーダー」
➡️これからの企業価値を左右するのは、あなたのチーム経営力

これからの時代、管理職が1人で頑張ってチーム作りをするのではなく、メンバーと共にチームを作り上げ、あるいはメンバーが自発的にチームを作っていってくれることで自然に成果が出る状況に持っていくことが大事

部下も上司も同じ人的資本であり、勤続年数も肩書も関係ないフラットな関係。ベテランであっても評価基準は「どんなマネジメント能力をもって利益に貢献しているか」という能力。上下関係ではなくフェアな横の関係

管理職は
「資源」をやりくりするポジションから

下矢印下矢印下矢印
「資本」からレバレッジをかけて利益を生み出すファンクションへ


①ポジションではなく機能重視:肩書きに意味はなく、能力重視
→その能力とは、部下を束ねチームで結果を出すマネジメント能力


②タテの中間ではなくヨコのTOPになる
・中間の調整役ではなく、自らチームのTOPとして意志や考えを明確に持つリーダー
会社の方針・戦略を解釈し、自分の言葉に翻訳して自分がリーダーを務めるチームのビジョンや価値観を付け加える


③企業の域を超えてプロ化する:人的資本を活かす能力は汎用性があり、プロ化する➡️チーム経営責任者
 

☆チーム経営責任者に必要な能力
①キャリア支援力:ポジション重視の組織内キャリアではなく人的資本に注目した個人キャリアを支援するもの
②強み発見力:弱みの克服ではAIに勝てない、メンバーの強み・得意な能力をかけ合わせて勝っていく時代
③仕事アサイン力:チームメンバーを活躍させる能力。それぞれの強みにフォーカスした個別アプローチ
④チームビルディング力:上意下達ではなくメンバーの力を引き出すためのフラットで風通しの良いチームづくり
⑤人財獲得力:受け身ではなく自ら獲得していくもの。チーム内に新しい化学変化を起こす
⑥オンボーディング力:新メンバーを無理に当てはめるのではなく、新メンバーの強みを活かしたチームづくり
⑦全体俯瞰力:チームの人的資本と経営戦略をつなぐ能力

花若手社員は上司の一方的な指示では動かない、金銭的インセンティブやポジションにも反応しない。そんな彼らのやる気を引き出し、パフォーマンスを上げるには、彼らの成長に寄り添う姿勢を示すことが効果的
➡️任せる仕事について、本人にとっての意味やメリットをきちんと説明する。将来のキャリア形成に向けて支援を惜しまない

花非連続に変化し、不確実性が高まる事業環境においてはメンバーの成長とチームの変革がなければ業務目標の達成が難しい
➡️メンバーを育て、チームを活性化することがこれまで以上に重要になる

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま犬しっぽ犬からだ犬あたま


次回(後編)では、

 チーム経営責任者に必要な能力のうち、

私が特に知りたかった

①キャリア支援力
②強み発見力
④チームビルディング力
⑦全体俯瞰力
についてレビューします。


また割引🈹のニット買ったにやり

半額以下で¥1,990也



お読み頂きありがとうございますほっこり