今彼さんに連れて行かれた客室に入ると、、





見たこともない広い廊下。

突き当たりに曲がり角が。





明らかに普通の部屋じゃない驚き





突き当たりを曲がったところで






!!!!





キングベッドに生薔薇🌹で♡の装飾が‥!!


これってやっぱり‥







そしてさらにその奥に進むと‥







思わず叫び声を上げた
全面に夜景が輝く広いリビングルーム。。




部屋の電気がついてないから、

ガラス越しの大都会東京の夜景の煌めきがより一層浮かび上がり幻想的。。





その光が自分のいる場所のあらゆるものの輪郭を確かにしてくれている。






なんて綺麗なんだろう。。









かつてリッツには東京、沖縄、京都、日光に宿泊した。

どれも素敵だった。






でも、その時のいずれとも比にならないほどの大くてゴージャスなお部屋。。









夢を見ているのだろうか。。







二面の大きな窓の眼下に広がる光が
宝石のようにこれでもかと輝き続けている。



先ほどのアジュールよりも迫力が凄く、
さらにさらに美しい。








しかも2人占めの夜景。。









まさかリッツの、しかもこんなスイートルームを予約してくれていたなんて。。。






いつもストレートに希望を口にするけれど、
彼にはリッツのスイートは1度も口にした事がなかった。



でもずっと憧れだった。。



こんな夢のようなことがあるのだろうか?






ソファに身を乗り出し、
輝く夜景に吸い込まれそうになりながら
一面のガラス張りの窓の外をうっとり眺めていると、





今彼さんが後ろから私をぎゅっと抱きしめてきた。












が、




その時。








先ほどアジュールで美味しいワインをたくさん飲ませてもらったからかここで急激に酔いが回り始め。。。







ネガティブ





これはアカン。

なぜにこんな絶頂にロマンチックなタイミングで、、ゲロー








タイミングの悪さを呪いつつも
あまりにしんどくて今彼さんの腕を容赦なくふりほどきw



「無理!ゲロー







一目散で洗面台へダッシュゲホゲホ💨









酔いがあまりに酷く洗面台の床にうずくまるアラフォー‥








こんなに素敵なリッツのスイートルームで一体何をしてるんだ私は笑い泣き







先ほど窓の外を見て「わぁぁー!」と叫び声を上げた瞬間、感動のあまり血が上ったに間違いない。
あのタイミングで酔いが一気に回った感覚があった。。







気持ち悪さとグラグラする意識の中、



やっぱりこれは夢かもしれない‥
目が覚めるといつもの日常かもしれない‥



と思った。



でもそれでもこんなにいい夢が見れたなら言うことないな‥





遠のきそうな意識の中





「モニカちゃん大丈夫‥?
水持ってこようか?」






心配そうに外から話しかけてきた今彼さんの声でかろうじて現実に意識を繋ぎ止める。






「だ、大丈夫ゲホゲホ
注意全く大丈夫ではない








‥そこから30分ほど。(長)









無の時間を経て、地獄より無事復活真顔キラキラ






意識も正常に戻り、しっかり二足歩行できるようになったことを確かめ、改めて“今自分がリッツのスイートルームにいる”ことを再認識。





洗面台横のジャグジーの窓ガラスから見えるスカイツリーを中心としたあまりに美しい夜景にしばし感嘆飛び出すハート










以前としきさんと泊まったのはスタンダードな部屋でバスタブには窓もついていなかったので全然違う。
(もちろん、普通のお部屋もリッツはどの客室も本当に素晴らしいです。ただやっぱりこれだけ広くて窓があるとまた迫力が凄い。)





本当に現実なんだ‥。
こんなに凄いお部屋を予約してくれていたなんて、、






(胸はスッキリしたが←
今度は違う意味で胸がいっぱいになりながら)



すごすごとリビングに戻る。



なんて素敵なリビング







「大丈夫?」





電気のついたリビングにいた今彼さんが心配そうに私を見る。





「かなりしんどかったけど笑い泣き(←正直)大丈夫💦
ご心配おかけしました🙇‍♀️」




「よかったよ💦」





改めて窓際でうっとりと夜景を眺めていたところ、今彼さんが何やらベッドルームの方に行って、戻ってきた様子を察知。




なんだろう?と振り返りそうになった瞬間
後ろから抱きしめられる。




「綺麗だね」




「うん、こんなに素敵なお部屋を取っててくれたなんて本当にビックリした。すごく嬉しくて夢みたい。。
ありがとう飛び出すハート





「モニカちゃんが喜んでくれて俺も嬉しいよ」





抱きしめる腕の力が優しくも力強い。
彼の体温と愛が背中から伝わってくる。




‥横から顔が近づいてきて優しくキス。





「モニカちゃん」




今彼さんに優しく名前を呼ばれると同時に彼の方に体を向けられ、向かい合う形でハグされ、、







続きます