放課後、恋した 8巻【完】 満井春香先生
少女漫画のラストはハッピーエンドです。黒髪くんは登場のときから変わりません。ストレート。「夏生が すげー好きだって 思った」上のセリフは7巻のラストです。ここ、2人が並んだ後姿なのです。しかも見開き。で、左のページの右上に女の子のアップのコマ。その下のコマには黒髪くんの口元。ページをめくってからの1ページまるっと無言でこちらを向く黒髪くん。少し頬が赤いです。まるで読者の自分が告られて返事を待たせている気分を味わえます。無言、強っ。そのまま7巻が終了してしまうのです。さあ8巻。告白の場面が続いております。時間が流れているのです。バスまでやってきました。2人でバスに乗ります。返事を保留にしたまま病院。その帰りに主人公が告白。この辺りの時間経過がすごく自然で、感動しました。黒髪くんの言葉もいいのです。「やっべ 嬉しすぎて 死にそう」自然。ハグも自然。もうもうもう。これよ! 求めていたものは!!そんな感じデス。いい歳こいて熱くなってしまいました。部活男子いい❗️そういえば、1巻、2人の出会いは江ノ島が見える電車のホームでした。ラストも江ノ島が見える電車のホームです。ラスト、『夢中になれるものも わからなかった あの頃の私へ 一歩踏み出せば 新しい自分が 見つかるよ 君だけの 空よりも海よりも 青い 青い 時間が 待っているよ』この言葉が7ページに渡って書かれています。自分の何もなかった10代を、少女漫画の青春で上書きしたいです。どの漫画がいいでしょうか。自分がなりたいのは「まいりました、先輩」の女の子。ただ、先輩は帰宅部。希望は部活男子。サッカー、野球、陸上部は、応援行ったら日焼けしそうだから、バレー部かバスケ部? 日焼けを考慮するなんて……乙女の心を失っております。