8年前の今日
世界初の性別適合手術を受けたリリーの物語
『The Danish Garl』邦題名「リリーのすべて」を観てきました
元記事の元記事に書いていますが
わたしは当事者であるリリーよりも
パートナーだった、そして受容してくれようとしていたゲルダにシンパシーを感じ
ゲルダの行動に涙していました
そして今日も、主線からは少しずれた処で涙していました(^O^;)
その涙した映画は、先日アカデミー視覚効果賞を受賞した
『ゴジラー1.0』
数年後にTVで放映されてからで、いいかな!と思っていたのですが
先日TVを見ていて
同じくアカデミー賞を受賞した『(原爆の父)オッペンハイマー』が
原爆の悲惨さを描いていないのに
直接は原爆とは関係のないゴジラでは・・・・ただビキニ実験の影響は示唆
原爆被害を想起させる場面があり
唯一の原爆被爆国である我が国の想いを提示しているのではないか!?
というお話を聞いて、急に観たくなって
今日お出かけしてきました
チケットと席の予約は昨日の内にネットでしてあるので・・・わたしはいつでも@1300
上映時間の少し前に着くように、お家を出ます
途中のコンビニで口座間の金額移動をしようとしたのですが
受け付けてくれません
暗証番号を間違えたかな??といくつか試してみたのですが
いずれもダメでした(^O^;)
また後で試そうと、映画館の入っているショッピングセンターに向かいます
お時間まだ少しあったので
先に本屋さんを一通り見て回ってから、映画館のある階に上がりました
チケットを発券して
そばにあるショップでパンフを買います
最後の一冊でした(^O^)
後は改札時間まで、椅子に座って
いつも通りご本を読みながら待ちます
しばらくして場内アナウンスで改札のお知らせがありました
チケットを見せて、おトイレに行って準備をし
確保してある最上段真ん中の席に行きます
今回は、お子様連れが二組、近くの両サイドに居て
おしゃべりはしているは、食べ物を漁る音がうるさいはで
少し心配していたのですが
上映中はそれほど気にするほどではなかったのでよかったです(^O^)
※爆風から敷島を助けようと突き飛ばす典子
時は終戦間際から戦後間もなくの頃
わたしが生まれ、そして覚えている頃となると
もうすこし後になるのですが
わたしの生まれ育った地は横須賀
傷痍軍人の人たちがまだまだ街に居た頃なので
映画後半での街の様子は見覚えのある景色でした
ベタではあってもエンディングでは涙しましたが
それより前に、橘と敷島との工場でのやりとりに涙してしまいました
特攻生き残りの敷島が
嘘をついて、橘を怒らせてまで橘を探して
忘れ去られた震電(これもやはり生き残りですね)を
特攻機に改装するように依頼します
やはり一人生き残ってしまった整備士の橘は
言われてもいない脱出装置を組み込み
特攻する気の敷島に、生きて帰ることを命じます
互いに、互いの心の中の戦争の終わらせ方を提示します
直接的には口に出さずとも
互いの想いを汲み取り、そして行動で返す
生き残ってしまった敷島達
これまで特攻機を整備することで死地に向かわせていた橘の技術者としての本心を
この震電の改造を通して組み込んでいく
典子に「生き残った人間はきちんと生きていくべきです」と言われる場面があります
二人はそれぞれの戦争を終わらせるためにもがきます
再び生きようと思い始めます
エンディングで
敷島は「あなたの戦争は終わりましたか?」と聞かれます・・・
その頃、海中に沈んだゴジラから
このシルエットが現れます