先日の「ひみつのなっちゃん」を観てきた記事の関係で
お友達から『おくりびと』のDVDを送っていただきました
ありがとうございます
今日は朝から骨折の結果の診察で整形医院の予約が入っていたので
先ずは早朝ウォークの後にバタバタしながらお出かけです
診察の結果は、再度レントゲンを撮っての確認で
骨折した部分のズレはなく、正しい位置にあるものの
まだまだ固まり切れているわけではないので
ギブスは外してくれたものの、再度ニ週間後の再診です
ということで
まだボウリングはドクターストップがかかっているので
お食事の帰りにボウリング場に寄って
今週のリーグ戦も欠席の届けを出してきました
それから長期のギブス固定のせいか
まだ完全に骨折部分が固着していないせいかは分からないのですが
親指を使うと少し痛みを感じるので
今晩の着付け教室も先回に引き続きお休みしてしまいました(*_*;
お家に帰って、早速DVDを観ました
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楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく。
***************************************** 松竹映画データーベースより *****
冒頭からMTF(と思われる)の方の納棺の場面があり
まだ彼女には”あれが付いていました”
それでもおっかあは「女性の化粧を施して!」と指示します
先日のなっちゃんのお母さんも、なっちゃんを女性として送り出しました
死んだ者は何もできません
死んだ後のことは生きている者に委ねるしかありません
わたしの場合、順当なら子供たちにお願いするしかないのです
多分女性として送ってくれるとは思うのですが
どうかなぁ・・・
先日と今回の死者を想いの性で弔うことに関して
思い出したお話がありました
その絵は思い出すのですが
なかなか作者も題名も思い出せなかったのです
でもあちこちググって
多分プレイコミック誌に掲載されていた
矢島正雄原作/上村一夫作画の『夢化粧』の中の一話だったと思います
それはやはり、ゲイボーイになっていた疎遠の父を
死に化粧を施して女として送り出すお話なのですが
連載していたのはもう40年近くも昔になるのですが
なんかその場面をず~と覚えているのです
そして『おくりびと』は、お仕事をどう捉えるのか?のお話だと思うのですよね
もちろんお仕事の基本は、労働の対価としての給料を得るということなのでしょうが
わたしには、それ以上に自己実現というか自己表現の場であったのです
そしてわたしは天職と思えるお仕事に辿り着きました
正直どんな場でも”職業に貴賤はない”と達観できる自信はありませんが
少なくとも”知らずに頭ごなし”に否定することはしない様には意識しています
これはLGBTQ等マイノリティに対する意識もそうですよね!
リブログした記事でも紹介しているわたし達親子のインタビューで
上の子も言っていたのですが
”無意識の罪”(知らないから仕方ないのではなく)”無知は悪”であると!
知ろうとして、知ったうえで、自分の判断をしたいですね
そしてその上の子は
以前よく「お父さんと話すとラク!」と言ってくれていました
それは二人の会話は行間を読み合う会話なので
話が短いのです
それがお母さんを始め、多くの人との話には
いろいろな付帯事項、説明文を付け加えないとお話が通じない様なのです
高校の担任でもお一人そういう先生がおられたようで
通った大学にも導いていただいたようです(^O^)
でも行間を読み合うには
本文ばかりではなく、ある意味それ以上に
土台となる共通の認識が必要になるのかなと思っています
どれだけ共に過ごしたか・・・
映画では最後の最後
疎遠だった父から子に、子からそのまだ見ぬ子に伝わっていくであろう
その思い
わたしからの石文
上の子は読み解いてくれるかな・・・