0からのセンター試験数学 -2ページ目

数と式 命題

今回は数と式の命題です。

例えば

命題『りんごならば果物である』

という命題があってこれは正しいですね。リンゴであって果物でないものはありません。よって命題は真です。
次に逆を考えます。

逆『果物ならばリンゴである』

逆は簡単ですね。命題を反対から言っただけです。果物であってもリンゴでないものはたくさんあります。例えばミカンなど。これが反例です。よって逆は偽です。
次に裏です。

裏『リンゴでないならば果物でない』

裏は命題を否定したものです。リンゴでなくても果物であるものはたくさんあります。よって偽となります。
最後に対偶です。対偶は『裏』の『逆』です。

対偶『果物でなければリンゴでもない』

これは真です。
このように命題、逆、裏、対偶それぞれ覚えてくださいね。

『命題と対偶の真偽は一致する』

つまり対偶が真ならば命題も真です。これはよく使われて、命題を直接考えると難しい場合は対偶を示していきます。また

『逆と裏の真偽は一致する』

これも言えます。それぞれ使いこなしてくださいね。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kazu_kihon_5
くださいね。

重複組み合わせ 補足

前回重複組み合わせをやりましたがその補足です。

前回やった問題では
『一つも選ばないくだものがあってもよい』
という条件がありました。この条件を
『どのくだものも一つは選ぶ』
に変えたらどうでしょうか?答えは簡単です。選ぶ前に一つずつかっておけばよいのです。

『3種類のくだものから重複を許して5個買う。ただしどのくだものを一つは買う』

このとき最初に一つずつかっておくので、残り2個を買うことになります。つまり

○2個
仕切り2個 の並べ方
よって

4C2

となります。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_oyo_3
で確認してください。

重複組み合わせ

今回は重複組み合わせです。

重複組み合わせとは

『異なるn個から重複を許してr個とる取り方』

例えば3種類のくだものがあります。この3種類のくだものを適当に選んで5個買いたいとします。一つも買わない物があってもよいです。このときに
○○○○○
これを3種類にわけます。つまり仕切りを2本いれていきます。

○|○○|○○

もしこのように分けたら

くだものA 1個
くだものB 2個
くだものC 2個

となります。つまり
『○5個、仕切り2本の並び方』
となります。(同じ物を含む順列です)
よって7ヵ所から仕切りの場所をえらべばよいので

7C2

となります。

一般形で考えると

『くだものn種類から重複を許してr個買う』

○r個
仕切りn-1個
合計n+r-1個の並び方になります。よってn+r-1ヵ所からr個選ぶので

n+r-1Cr

となります。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_oyo_3
で確認してください。

反復試行

今回は反復試行です。

反復試行というのは独立試行の繰り返しです。独立というのはサイコロやコインなど前後に影響されないもの(確率がいつも一定)でした。

『サイコロを5回投げて1の目が二回でる確率』

まずサイコロ一回投げて
1の目がでる確率 6/1

その他の目がでる確率 5/6

5回のうち1の目がでる場所を選ぶと 5C2

よって確率は

5C2(1/6)^2 (5/6)^3

となります。
注意 (1/6)^2 は1/6の2乗という意味です。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_kousiki_7
で確認してください。

同じものを含む順列

今回は同じ物を含む順列です。

今まで紹介した順列はすべて異なる物を並べた場合でした。今回は同じ物(区別できない物)を並べます。

『白玉4個、赤玉3個を一列に並べる並び方』

まず赤玉の場所を決めます。7ヵ所から3ヵ所選びます。
7C3
ここで場所を選ぶだけなので注意してください。(区別できないので並べる必要はないです)
残りはすべて白玉なので1通りです。

よって答えは

7C3

となります。

別解として

7!/(3!4!)

このように区別できない物の個数の階乗でわってもよいです。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_kousiki_4
で確認してください。

独立と排反

今回ははいはんです。
はいはんとはどういうものかと言うと、簡単に言えば、場合分けです。場合分けすると、「~のとき」
とやります。このそれぞれの「~のとき」がすべてはいはんの事象です。絶対に同時に起こることはない事象です。

例えば以前紹介した
4桁の偶数を求める問題
では
「1の位が0のとき」
「1の位が2のとき」
「1の位が4のとき」
で場合分けをしました。このそれぞれははいはんの事象です。そして場合分けをしたら『たす』です。はいはんの場合はたすので注意してください。(かけないです)

式で言うと

A∩B=φ(空集合)
→P(A∪B)=P(A)+P(B)

となります。

独立→掛け算
はいはん→足し算
となります。


詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_mokuji
で確認してください。

独立と排反

今回は用語の説明です。

よく『独立』『はいはん』という言葉をききます。区別できるようにしてくださいね。

まず『独立』です。独立とは簡単に言えば
『他の事象と無関係』
ということです。事象同士が影響しないことです。
例えば
『サイコロを二回投げたとき二回連続して1の目がでる確率は?』
このような問題のときに自然に
1/6×1/6=1/36
となると思います。これは実は独立を使っていて、
『一回目に1の目がでてもでなくても、二回目に1の目がでる確率はかわらない』
ということです。

式で言うと

P(A∩B)=P(A)P(B)

が成り立ちます。

次回はいはんを紹介します。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_mokuji
で確認してください。

じゃんけん 4人

今回は4人でじゃんけんをする問題です。

『4人でじゃんけんをして
(1)一人だけ勝つ
(2)二人だけ勝つ
(3)三人だけ勝つ
(4)あいこ


(1)まず4人の手の出し方は
3×3×3×3=81
勝つ人の選び方は
4C1
勝つ手の出し方は
3通り
よって
(4C1×3)/81

(2)これも同様に
(4C2×3)/81

(3)(4C3×3)/81

(4)1-(1)-(2)-(3)

となります。余裕のある人はあいこの場合を直接求めてください(余事象を使わないということです。)

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_kihon_5
で確認してください。

じゃんけん

今回はじゃんけんの問題です。

『三人でじゃんけんをして
(1)一人だけ勝つ
(2)二人が勝つ
(3)あいこ


(1)まず三人の手の出し方は、一人につき3通りあるので合計3×3×3=27通り

だれが勝つかで 3C1=3通り

何で勝つかで3通り

よって

(3×3)/27=1/3
となります。

(2)誰が勝つかで 3C2=3通り

何で勝つかで3通り

よって
(3×3)/27=1/3
となります。

(3)あいこになる場合は(1)と(2)以外なのて

1ー1/3-1/3=1/3
となります。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_kihon_5
で確認してください。

組み合わせ 組み分け

今回は組み合わせの問題です。

『6人を
(1)二人、二人、二人
(2)一人、二人、三人
(一人、一人、4人)
に分ける』

(1)6C2×4C2×2C2÷3!

3組とも二人ずつなので区別できない組が3組あります。だから3!で割ることになります。

(2)6C1×5C2×3C3

今度は人数がすべて異なるので区別できない組はありません。だから割る必要もありません。

(3)6C1×5C1×4C4÷2!

今度は一人の組が二つあります。よって区別できない組が二つあるので2!で割ります。

詳しくは
http://wwwd.sscb.info/kakuritu_kihon_3
で確認してください。