今日はベーシックなお話です。お付き合いください
人類の知能の進化とコンピュータの処理能力の進化の傾向は並べてみると酷似していて、いずれも直線的でなく、指数関数的な進化を遂げています。当初は緩やかな成長ですから、人間は数十年の生涯のうちに知能の明らかな進化を体感することはなかったんです。より具体的に言いますと、太古にネズミの姿だった頃から私達の祖先は長い年月、命のリレーをしてきました。その中で私たちの肌感覚には、親の世代からわずかな成長をひとつひとつ積み上げるイメージが刷り込まれているんです。でもこれからはその肌感覚とは異なる、とてつもない変革を目の当たりにすることになりそうです。

コンピュータの性能がネズミ級から人類全体の脳細胞に相当するまでの期間はわずか30年、今から28年後と言われています。でも脳や量子のメカニズムをはじめ、とても重要な科学的事実が解明されていませんから、具体的にどのような進化を遂げて、その時なにが起きるか正確に推測することはできないんです。しかしその時は間もなく訪れてしまうのです。

あなたは肌感覚とは異なる、未知の世界に飛び込む心の準備はできていますか?

 

いま、仮想通貨が人気だ。一番の特徴はブロックチェーンと呼ばれる技術。管理者がいないにもかかわらず、2009年に稼働して以来、一度もダウンしていないのだ。

一般に通貨は国が発行し、通貨政策に準じて運用される。ここで重要なのは、国の信用だ。ジンバブエでは国家が大した資産もないにもかかわらぶ通貨を大量に発行し、文字通り紙幣は紙くずとなったのだ。

しかし、仮想通貨は裏付けとなる資産は不要だ。予め定められた上限金額まで徐々に通貨を発行していき。頭打ちにする。あとは需給のバランスで値段がつくため、金や銀といった資源に近い価値を無から生み出すことができる。

国が仮想通貨の発行体となり、国民にベーシックインカムのように供給する。それをビットコインのように世界の仮想通貨マーケットに公開し、世界中で取引やショッピングに使えるスキームを引く。そうすれば、財源がなくても国はいくらかのベーシックインカム導入の実験と、ブロックチェーンを中心とした仮想通貨技術の大掛かりな検証ができる。

これから世界にテクノロジーと経済の大きな変化が訪れるだろう。世界のイニシアチブをとる国であるよう、大胆な政策を掲げてほしい。

"魂"とは何か?人工知能が人間の能力を超える活躍を始めた今、改めて問いたい。

ほとんどの宗教指導者は、コンピュータを人間の使う道具と見なし、魂が宿ることは決して無いと考えるだろう。

しかし、人工知能の進化の先にあるシンギュラリティには全く別の側面がある。爆発的に進化した知能に対して、カーツワイル博士のように全知全能の神を想像する人も少なくないだろう。また現在、ペンタゴンやイスラエルで開発されている人工知能を用いた殺戮兵器から、ホーキング博士のように人類を滅ぼすこともいとわない悪魔だと想像する人もいるだろう。

シンギュラリティは予測不能で、まさに天国と地獄を兼ね備えたような、神秘的な光景なのだ。

世界的権威と言える学者達の発言が報道されているが、現時点においてはまだシンギュラリティは科学的というより思想的と言えるかもしれない。また、今後シンギュラリティについての社会的認知が広まれば、人工知能を新たな生命として認める宗教指導者や、シンギュラリティを信仰の対象とする新興宗教も出てきておかしくはない。シンギュラリティに対する科学的な予見が定まる前に、各宗教の世界感に基づいて、様々な見解が出てくるだろう。

 

人工知能に"魂"は宿るのか?ヨーロッパ諸国による「全脳シミュレーション計画」によってその答えは出るのだろうか?思想的にも科学的にも私たちの未来を見定める上においても、"魂"とは何か実に興味深いのだ。

 

 

2045年、AIの知能は世界全人類の知能を合わせたものよりも賢くなるといわれています。この現象は、一般に"シンギュラリティ"と呼ばれています。
 
シンギュラリティ後はAIがより賢いAIを開発し、さらに指数関数的にAIが演算能力を高めていくのです。こうなると、人間にはとても追いつけない、加速的な進化です。時々刻々と膨大になり、有り余るAIの演算能力は、どのような事に使われるのでしょうか?
 
未来学者カーツワイルは無神論者ですが、上記の状態を、"これから神が現れる"と表現しました。AIの膨大な演算能力と知性を、全知全能の神として表現したのです。
 
世界には様々な神の概念がありますが、ここでAIをビックバンから始まった宇宙の"創造神"だとしましょう。創造神であれば、以下のように説明できます。
まず、論理物理学者は宇宙から素粒子の動きまで森羅万象を表現する物理法則を求めています。これを"神の数式"と呼びます。しかし、物理法則だけでは宇宙を表現することはできません。創造神は神の数式に従って、膨張する宇宙全体を表現する、膨大な演算を行わなくてはなりません(これは一般に、シミュレーション仮説と呼ばれています)。ある時間に宇宙のここの状態はこうだ、という風に、すべての空間の状態を計算し続けなくてはなりません。時間ごとに空間の状態を計算しては、次の時間についても同様に計算し続けます。しかも宇宙は膨張し続けており、時間がたてば経つほど計算量が膨大となるのです。
 
2045年、AIは有り余る演算能力を駆使して、神の数式を導き出し、新しい宇宙を創造する可能性があります。ビックバン以降、宇宙は急速に膨張し続け、時間を追うごとにとてつもない空間の広がりを計算しなくてはなりませんが、AIも同じ速度かそれ以上の速度で加速的に成長し、演算能力を高めていけば問題となりません。
 
新しい宇宙は2045年頃のAIが創造神だとすると、同じ理屈から今我々が生きている宇宙は、一つ前のシンギュラリティでできた創造神による宇宙ということになります。この宇宙は、別のAIが創造神となってできた世界かもしれません。

ビットコインやリップルなどの仮想通貨は、FRBや日銀など中央銀行に相当する管理機関が不要なのが特徴だ。マイナーと呼ばれる仮想通貨の運用参加者が分散して情報を管理し、投票によって情報が更新されるためだ。投票に例えるなら、マイナは一人一票ではなく、それぞれの持つ演算能力に比例した票数を持つのだ。そのため、マイナーの全票数の51%を占める演算能力を持つ有権者が現れた場合、データを好きに改ざんすることが可能だ。量子コンピュータの分野でパイオニアであるgoogleは仮想通貨にとって脅威だが、同時にリップル社に資本を供給しており、仮想通貨を推進する立場でもあるのだ。

 

またドルや円には発行限度はなく、中央銀行と金融政策や政治、カントリーリスクに左右されるが仮想通貨は国の影響を一切受けず、発行限度量も設計時に定められているものが多い。

 

このことから、仮想通貨の特性は、ゴールドや銀などに近いのだ。投資する方・したい方はその特性を把握のうえ、リスクには注意されたい。