こんにちは。
いつも訪問、ありがとうございます
自分の内面を整えるために、
定期的に、神社やお寺の参拝をしています。
いわゆる、パワースポットというのは、
その人にとって、”聖なるパワーの宿るところ”。
神社やお寺の参拝は、
”自分の中の神聖なる部分がパワースポットにある「神」と向きあうこと”
だと私は考えています。
だから、神さまや仏さまにお願い事をする場所というだけでなく、
自分の中の”神”や”仏”の心と社寺の神仏とが向き合い、
今の自分の「意志」を表明しに行く場所なのではないかと思うのです。
お願いごとの仕方としては、
「○○できますように」ではなくて、
「○○できるようになりますので、お力をお貸しください」
なんてお願いするといいのではないでしょうか。
もうすでになっている、叶っているというような完結した表現の方が
より叶いやすいと思います。
また、社寺に行くということは、
自分の中にある”美”を探しにいくこと、
でもあると思っています。
そこにある、神聖な”気”とか、
鳥の鳴き声、川のせせらぎ、
樹々の間から差し込む「光」とか。
五感を研ぎ澄ましてその場の”気”を感じることから得られる
”美しさ”は、自身の中にも必ずあるもの。
参拝している人の譲り合いの気持ち、だったり
鳥居の前で一礼する凛とした姿、
ちょっとしたことからも、
”美しさ”を感じることができるのではないかと思います。
久しぶりの展覧会。
仏像展です
京都国立博物館
「聖地をたずねて」
ー西国三十三所の信仰と至宝ー
2020年7月23日(祝)〜9月13日(日)
8月18日(火)より、
会期後半、
展示換え、展示場面の変更があります。
またそれも楽しみですね。
私は先日、行ってまいりました
前回の記事。
https://ameblo.jp/my-shellie-shellie/entry-12618173579.html
印象に残った作品、
気に入った作品を中心に少しご紹介したいと思います。
仏像の展覧会では、
必ず図録を購入します。
普段拝観することのできない”秘仏”とか、
仏像研究をしている方の新たな発見、など、
家に帰ってからも、ずっと思い出として
残しておきたいからです
まずは、「六道絵(ろくどうえ)」。
図録から。一部です。
「六道絵」とは、仏教で説く、
六道(地獄道、餓鬼道、畜生道、阿修羅道、人道、天道)
の世界を絵画化した仏画。
Wikipedia より
この作品は、地獄図4幅(閻魔王宮図、十王図、地獄・餓鬼道図、賽の河原
図)、人道図1幅、天道・畜生道1幅が現存しています。
”あの世”の世界のイメージ。
輪廻転生でこの6種のどれかに
転生するとのこと。
わたしたちは
『人』として生まれてきたので、
”人道”なのかな
いろんな”かたち”で絵画として表現されています。
その”教え”も宗派によってちょっと違っていて、
そんなところもおもしろいですね。
そして、次。
仏さまです。
今回の”美仏”ナンバーワン
「如意輪観音坐像」
西国三十三所の第27番札所、
兵庫県の圓教寺の仏さまです。
『如意輪観音』さまは、
片膝を上げ、そこに肘をかけて指先を頬に当てている
思惟のお姿をしています。
足裏は両方を合わせていて、
輪王座と呼ばれる姿勢が
如意輪観音さまの特徴です。
「どうすれば人々を救えるのだろうか・・・」
と悩んでいるお姿だとされています。
ほとんどが6本の手の六臂像で造られており、
手には如意宝珠と法輪(輪宝)を持っています。
考えているお姿がなんとも美しい・・・
しかも、わたしたち人々を救うために
考えていらっしゃるなんて、
なんて慈悲深いのかしら・・・
六観音の1つに数えられ、
天界道に迷う人々を救うとされますが、
6本の手で六道すべてに救いの手を差し伸べるともいわれています。
この仏さまは、
「サクラ」の木で造られたのだそう。
そして、頬に当てている手の格好も、
一般的には手のひらの方の指先を当てていることの方が多いのに対し、
この仏さまは、手の甲の方を当てています。
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