本番当日。
バングラデシュ大使公邸レセプションパーティ
当日の朝、仕込み現場から食材を車に搬入しようとしたら、まさかの一時ストップ。
現地のコーディネーターの方が段取ってちゃんと許可を取ってくれていたのですが、それでも30~40分止められ、なんとか車に運び込み大使公邸へ。
海外あるあるですね…
仕込み時間があまり取れなかったのですが、皆様のご協力のおかげで無事に料理を陳列。
パーティ前の日本食、食文化セミナーと出汁のデモンストレーションを担当。
その後、関さんが魚の薄造りのデモンストレーション。
さすがの腕前、お見事です
大使公邸での写真撮影:香田ノブヒロカメラマン
本当に、
本当~に、
トラブル続きでしたが、
終わってみればいい思い出。笑
(まだ最終日がありますが…)
朝からのお腹の痛みもいつしか消えていました。
その夜の打ち上げはWASABIという和食料理店へ
フランスなどにもわさびというコンビニみたいなものはありますが、またそれとは違うようです。
たまらなくおいしかったビール
***
そして最終日。
シックス シーズンズホテルにて、日本食・食文化セミナー、調理実習実施。
中央は大森に18年間在住していた日本語ぺらぺらのアランさん。笑
短い時間でしたが、色々とお世話していただきました。
バングラデシュであまり高い建物に登ることがなかったのでちょっと新鮮でした。
東京では当たり前なんですけどね。
少し不思議な気持ちになりました。
その夜に空港へ
帰りの荷物は無事に届いており、
長期に渡る海外出張が終了!
パラグアイ(南米/スペイン語)
セルビア(ヨーロッパ/セルビア語)
バングラデシュ(南アジア/ベンガル語)
トランジット含めると、フランス、ブラジル、オランダ、トルコ、マレーシアを経由、
その国ごとに、
環境も、
言語も、
通貨も、
時差も、
宗教も、
全然違いますが、その国ごとにいろんな食材があって、英語もろくに話せない中でも「料理」という共通言語を用いて触れ合うことは本当にエキサイティングで、
治安がどうとか宗教がどうとかそんなの関係なしに、どこの国にいっても料理があるところには、必ず笑顔がありました。
特に最後のバングラデシュでは、
迷彩服を着た本物の銃をもった警察官や現地民でも、ジャパニーズシェフと話すと「オー!スシ、テンプラ!」と(それだけではないのですが…)会話が盛り上がり、そこには日本人への敬意も含まれているんだろうと感じました。
危険情報がレベル2とはいえ、現地の方々は日本人に対してものすごく好意的。
これからも海外の方に和食を伝える活動を個人のできる範囲でも、地道にでもやっていきたいと思います
農林水産省、外務省、運営スタッフ、現地コーディネーターの皆様、現地で御世話になりました皆様、
パラグアイ、セルビアで同行していただきました日本料理よし邑 冨澤総料理長、青松副料理長、日本酒ソムリエ 菊谷なつきさん
バングラデシュで同行していただきました日本料理せき亭 関料理長、酒井さん、香田ノブヒロカメラマン、
誠に有難う御座いました!!
フライトでばきばきになった体をほぐして、
今週末のフルマラソンも頑張ります