こんにちわ!
土曜の小田急線は混んでおります。
明日のクリナップさまのショールームで行う料理教室の買い出しへ!
天気がいいので気持ちいい~*
***
料理家の勇気凛りんさん、うめキチさんと同行させていただきました。
勇気凛りんさんとは今や一緒にイベントをやったりと仲良くさせてもらっており、うめキチこと梅ちゃんはフードコーディネータースクール時代の同期。
こうして卒業しても同期と一緒に仕事ができるのは嬉しいです。
下呂温泉で有名な下呂市
今回は小坂町湯屋の湯屋温泉を中心に視察
小坂町の温泉の特徴は”炭酸泉”
「飲める・浸れる・食べられる」
炭酸泉は上記の通り、中から、そして外からもカラダにいい効果をもたらしてくれます。
その炭酸泉を、
「”食”の部分にもっと活かすことができないか」
そのアイデアや活路を見つけ出すのが今回の視察の目的です。
雪がすごいのかな…
とちょっと心配していたのですが、
快晴!!!!
こんなに快晴な日はなかなかないとのこと。
普段の行いがいいからでしょうか。
(どこからか「そんなことない」という声が聞こえてきそう)
高山駅のメインの通りを数百メートル歩くと味のある旧市街が!
「みたらし」もしくは「みだらし」と書かれたのれんや看板が多く見受けられます。
こちらの「みたらし」はしょうゆだけを塗った甘くないものが「みたらし」のようです。
高橋も甘党ではありますが、みたらしは甘くない方が好き派。
今回は食べれなかったので、次回必ず…!
高山に到着してから少し時間があったので、旧市街を散策。
その町並みにみとれつつ、ほどなくして、今回メインで岐阜市内を案内してくださる観光課の山下さんと合流。
初めてお会いしましたが、どことなく高橋と雰囲気が似てる…
と、凛りんさんがおっしゃってました。
山下さん、すみませんm__m
時刻は14:00
お昼は地元の方々からも長く愛されており、山下さんオススメでもある「としちゃん」というお店でランチを!
ボリューム満点の「とんちゃん定食」
この「とんちゃん」はみそベースの味付けで、具材はうどん、キャベツ、豚肉(とんちゃんなので)。
ジンギスカンのような鉄板の上で焼かれ提供されるため、食べ終わる頃まで温かい状態でいただけます。
鉄板焼き料理を食べるときのあるある…
「最初の一口目が想像以上にあつい現象」
一口目からたくさんほおばろうとすると一大事。
しかし、きっとそんな方を想ってか、このとんちゃんは「溶き卵」にくぐらせて食べるのが一般的だそう!
しっかり味付けの野菜とお肉に卵のマイルドさがくわわって、ごはんがすすむ。うどんもすすむ。
ボリューム満点なのですが、以外にぺろりと。
恐るべし、「とんちゃん」
鶏肉を使用する場合もあるようで、その場合は「けいちゃん」と呼ぶそう。
下呂市の小坂町では家庭でも作られていてメジャーな料理のようです。
牛肉は使わないようで、やはり飛騨牛があるからでしょうか。
「ちゃんちゃん焼き」にも少し似ていると感じました。
ランチを済ませ、小坂町落合にそびえ立つ
今回は雪がほどよくつもっていました。
一面雪ということに加え、この御嶽山のパワーなのか、すごく「気」があるように感じました。
こういうのをパワースポットと呼ぶのでしょうか…
なんていう話をしていたら、発見…!
ご丁寧に書いてくれていました。
御嶽山の山並みばかりに気をとられているとあやうく見過ごす可能性があるので、是非気をつけていただきたいポイントです。
御嶽山を観光するオススメの時期は、
”夏の緑が生茂る時期や秋の紅葉が広がる時期が特にオススメ”
もちろん冬景色も最高ですが、どうしても雪で回れないところもでてきます。
この御嶽山の周囲をめぐるコースが20分ほどで歩けるとのことなので、そういった意味でも上記の時期の観光がオススメです。
自然豊かなため、夏場でも半袖だと少し肌寒いくらいだそうです。
夏もいいけど秋の紅葉シーズンにまた訪れたいな~*
そんなことを思いました。
まだ雪深かったため、3人で長靴を。
都会ではほとんど見ることができないシュールな1枚。
戻ってくるころには足先がじんじんでした><!
パワースポットでエネルギーをいただき、本題。
小坂町 湯屋温泉郷・下島温泉郷
”炭酸泉”
飲泉の旅。
小坂町には6種類の高濃度炭酸泉があるのですが、
「飲める・食べられる・浸れる」
と三拍子揃っていて、体の中と外から楽しめカラダの調子を整えてくれます。
小坂町の炭酸泉めぐりができる場所は下記の6箇所
そして、面白いことに味に関して、6種類すべて異なります!
湯島温泉郷
○泉岳館
○ニコニコ荘
○奥田屋
○飲泉場(入浴不可)
下島温泉郷
○仙遊館
○ひめしゃがの湯
種類によっても異なり、また個人の感想ですが、炭酸泉は飲む前の香りは若干硫黄の香りがするものが多く味は塩味、甘味、鉄分などの味が広がります。
ただ、それがほとんど感じない市販の炭酸のような味のものもあれば、炭酸自体ほとんど感じにくいものもあり、その逆もしかり。
それぞれのコメントをノートにメモしていたのですが、仕事柄か、日本酒のテイスティングコメントになっている感は否めませんが、本当にそれぞれ違うのです。
面白いですよ~^^*
6種類の炭酸泉を”飲泉”させていただきました*
”炭酸泉を料理に活かす”
というのが一番の目的ですが、温泉自体の効果はいかほど…?
今回宿泊させていただいた「仙遊館」さまの露天風呂に浸からせていただきました。
後ろの雪景色が見えますでしょうか。
そしてその下には清らかな川が…
「本当に仕事にいってるのか?!」
と疑われそうなくらい贅沢なシチュエーションで露天風呂を満喫。
個人的な感想としては
色はにごり等なく健全、そして炭酸感はほのかに感じる程度です。
というのも炭酸泉は当然、温めすぎると炭酸感がどうしてもなくなってしまいます。
36度くらいでカラダに炭酸がくっつくのが確認できるかといったところのようです。
しかし、成分的に変わるというわけではないので、あがったあとは肌はすべすべになりました。
湯あたりもやわらかい感じがしました。
温泉ジャーナリストではないので、たいしたコメントがかけないのがもどかしいですが、いいお湯です。
女将の方々の肌つやのよさがそれを証明してますので、この春、癒しを求めている方は下呂温泉をオススメします。
良いお湯をごちそうさまでした*
そんな炭酸泉を料理に使うとどんな味がしてどんな効果が生まれるのかが気になるところ。
小坂町の「炭酸泉」
すごいのが”食べられる”という点。
上記のテイスティングコメントにも色々書かせていただきましたが、
料理に使うにはちょっときついんじゃ…と思うかもれしれません。
現に私が最初に炭酸泉を口にしたときそう思いました。
しかしながら、炭酸泉を使った料理にはいいことがたくさん。
素材が柔らかくなったり、ミネラルが豊富だったり、余計な塩味や甘味を入れなくて味がある料理になったり、
またお菓子などの生地にいれるとふっくらするなど…
奥が深いです。
こちらは炭酸泉を使用した名物の湯豆腐
豆腐を入れ煮立たせるのですが、沸騰しはじめてきて数分経つと不思議な現象が。。
before
after
若干、写真が見づらいかもしれませんが、すごく膨張するというか広がります。
こちらは炭酸泉を使用した名物の湯豆腐
豆腐を入れ煮立たせるのですが、沸騰しはじめてきて数分経つと不思議な現象が。。
before
after
若干、写真が見づらいかもしれませんが、すごく膨張するというか広がります。
最終的には火をかけ続けるとかなり崩れるくらいに。
そして、火にかけると炭酸泉特有の鉄分や硫黄の味、香りといったものはほとんど感じません。
不思議です。
炭酸泉の塩味と、そのうまみだけが残る感じで、昆布もいらない。
上記の状態になったらそのままでいただけるくらいおいしいです。
いや~
これは本当に不思議で小学生のときの理科の実験のときのように食い入るように見てしましました…!!
こくがあっておいしい…*
すごく幸せな気分になりましたw
そして、炭酸泉を火にかけて飛騨牛、そしてなっとく豚でしゃぶしゃぶ
なっとく豚は漢字にすると納豆喰豚。
つまり、”納豆を食べて育った豚”です。
飛騨牛ブランドは皆様ご存知かもしれませんが、このなっとく豚は脂も軽く臭みもなく、そして歯切れがいいです。
現在は岐阜県の中でも一部の精肉店にしかおろしていないようなので、現地にきたら是非、召し上がっていただきたい一品。
いわなの洗い
川が非常にきれいな下呂市
川魚も豊富で温かくなると釣りをする人も増えるとのこと。
ホッキ貝にも近い少しこりこりとした食感があり、澄んでる味。
いわなをいただくのは人生で2度目ですが、幼いころだったからその記憶はうすくいわなのおいしさを再認識。
奥田屋さまが作っているどぶろく
改良に改良を重ね今の味にたどり着いたようで、アルコール度数は12%前後と飲みやすく。
味自体は辛さより米本来の甘みが最初に広がり、ほんのりと辛さがおいかけてくる飲み口なので女性も飲みやすいと思います。
飲みやすさの中にどぶろく特有の舌触り、香り、そして余韻はしっかりとあり、「ああ、これぞどぶろく…幸せ…」
これがまた料理とあう~…
こちらの「滝乃郷」は道の駅でも販売されております♩
炭酸泉と関係ありませんが、この原木しいたけが立派すぎて感動してしまいました。
そして、火にかけると炭酸泉特有の鉄分や硫黄の味、香りといったものはほとんど感じません。
不思議です。
炭酸泉の塩味と、そのうまみだけが残る感じで、昆布もいらない。
上記の状態になったらそのままでいただけるくらいおいしいです。
いや~
これは本当に不思議で小学生のときの理科の実験のときのように食い入るように見てしましました…!!
こくがあっておいしい…*
すごく幸せな気分になりましたw
そして、炭酸泉を火にかけて飛騨牛、そしてなっとく豚でしゃぶしゃぶ
なっとく豚は漢字にすると納豆喰豚。
つまり、”納豆を食べて育った豚”です。
飛騨牛ブランドは皆様ご存知かもしれませんが、このなっとく豚は脂も軽く臭みもなく、そして歯切れがいいです。
現在は岐阜県の中でも一部の精肉店にしかおろしていないようなので、現地にきたら是非、召し上がっていただきたい一品。
いわなの洗い
川が非常にきれいな下呂市
川魚も豊富で温かくなると釣りをする人も増えるとのこと。
ホッキ貝にも近い少しこりこりとした食感があり、澄んでる味。
いわなをいただくのは人生で2度目ですが、幼いころだったからその記憶はうすくいわなのおいしさを再認識。
奥田屋さまが作っているどぶろく
改良に改良を重ね今の味にたどり着いたようで、アルコール度数は12%前後と飲みやすく。
味自体は辛さより米本来の甘みが最初に広がり、ほんのりと辛さがおいかけてくる飲み口なので女性も飲みやすいと思います。
飲みやすさの中にどぶろく特有の舌触り、香り、そして余韻はしっかりとあり、「ああ、これぞどぶろく…幸せ…」
これがまた料理とあう~…
こちらの「滝乃郷」は道の駅でも販売されております♩
炭酸泉と関係ありませんが、この原木しいたけが立派すぎて感動してしまいました。
煮ても全く厚みが変わることがなく香りもあってジューシー
お店でお客様に出したい…
酒としょうゆだけでオーブンで焼いたシンプルなものを。
(帰りにJAに立ち寄り、3パックごっそり購入しました。)
こちら、可愛い肉まんさま
なんと、皮の中に炭酸泉をねりこんでいるとのこと!
そして中のたねは飛騨牛を粗いミンチ状にしたものが主体となっており、その歯ごたえとごま油のこうばしい香りがたまらないです。こちらはかなり後半の方に提供していただいたのですが、食べ応えはあるのにぺろりといってしまいました。
こちら、可愛い肉まんさま
なんと、皮の中に炭酸泉をねりこんでいるとのこと!
そして中のたねは飛騨牛を粗いミンチ状にしたものが主体となっており、その歯ごたえとごま油のこうばしい香りがたまらないです。こちらはかなり後半の方に提供していただいたのですが、食べ応えはあるのにぺろりといってしまいました。
こちらは湯豆腐を食べて、飛騨牛、なっとく豚、野菜をしゃぶしゃぶした炭酸泉にごはんを入れて煮込んだだけのものすごくシンプルなおかゆです。
若干、黄金色になっているのがわかるでしょうか?
卵は入っていません。
ですが、卵をいれたようなコクがあり、塩味も炭酸泉にもともと含まれているものだけで丁度いいです。
濃い味付けの料理に慣れている方は若干物足りないかもしれません。
しかし、これが本来のお米の味、というのを再認識できるおかゆです。
まさしく”黄金がゆ”で、おいしくしめくくりました。
どれだけの品数をいただいたでしょうか。。
炭酸泉を食に使用したときの魅力を感じるには十分な量をいただきました。
お腹はくまのぷーさん状態、幸せ感に満ちあふれ、しかし不思議なことに自然なものを食べているからか胃もたれ等はなく、夜中の0時をまたぐときにはお腹が既に減っていました。
私だけかもしれませんが…
岐阜県下呂市の旅、1日目、これにて終了。
*****
そして、おはようございます。
2日目も外には白銀の世界が広がり、快晴。
2日連続で快晴になること自体、なかなかないようで地元の方もびっくりしておりました。
凛りんさんが晴れ女だからかな…?
晴れているのに、雪はしんしんとふっている光景がなんとも新鮮で美しく。
そんな美しさにほれぼれしつつ、
2日目ももりもり食べます。
朝食がこれまたごちそう!!
朴葉焼き…
この朴葉みそだけでおひつのごはんが消え去りそうなくらいおいしい。
鉱泉粥(こうせんがゆ)は炭酸泉を料理に使った料理の元祖!鉱泉粥もいただきました。
しかし、2日目の午前中には本題の会議の時間
おいしいものを食べたおかげで脳も喜んでいるからかアイデアもいつもよりさえている気がしました。
「炭酸泉と食をかけあわせて、どのツールを使ってどこに発信して魅力を伝えていくか」
ということについて、山下さん、そして地元の女将の方々を含め、ディスカッション
問題点や炭酸泉ならではの魅力を洗い出し、伝えて行く上で一番最良な方法をあてこんだり…
長期的に見たときに、地元の方々にも負担がなく、かつ魅力を伝えることができるアイデアを出せる限り出しました。
形にするにはお金、人、場所、時間など色々なハードルがありますが、それらをクリアして実現できるように協力していきたいと思います。
皆様、本当にありがとうございました*
そして、ディスカッションの後は、ランチ
(またか!)
下呂市小坂町落合にあるおそば屋さんへ
蕎麦粉を使い美しく整形された”蕎麦がき”
地ビール”下呂麦酒”を試飲
色は琥珀色をしています。
味はプレミアム系の華やかさというよりラガー系の力強い飲み心地で、香りもたっています。
力強い味ですが、キレはよく、そばと相性がいいな~と思いました。
山菜なんかは抜群に相性がよさそうです。
蕎麦も最初はつゆなしでそのまま
すごく歯切れがいいというよりはしっかりとした打ち方で、もちもちという表現が近いと思います。
水の温度と質が影響してそうなっているのかなとも思いました。
地元の方に「そばをおいしく食べるには5分以内に」というのをオススメしてもらい、迷い箸はせずまずはそばをおいしくいただきました。
下呂市小坂町落合にあるおそば屋さんへ
蕎麦粉を使い美しく整形された”蕎麦がき”
色は琥珀色をしています。
味はプレミアム系の華やかさというよりラガー系の力強い飲み心地で、香りもたっています。
力強い味ですが、キレはよく、そばと相性がいいな~と思いました。
山菜なんかは抜群に相性がよさそうです。
蕎麦も最初はつゆなしでそのまま
すごく歯切れがいいというよりはしっかりとした打ち方で、もちもちという表現が近いと思います。
水の温度と質が影響してそうなっているのかなとも思いました。
地元の方に「そばをおいしく食べるには5分以内に」というのをオススメしてもらい、迷い箸はせずまずはそばをおいしくいただきました。
栗の甘さが際だったくりきんとんを最後にいただき…
ごちそうさまでした…!!!!!
ごちそうさまでした…!!!!!
帰りに飲泉所に立ちより、試作用に炭酸泉を汲んで帰りました*
地元の方、もしくは多少離れた地域からもこうしてたくさん汲んで帰る方も多いそうです!
「なにに使ってるんですか?」
と聞いたら、定番の湯豆腐に加え、お味噌汁やごはんを炊く水にと…
料理にはほとんど使っているそうです。
地元の方をはじめ、炭酸泉が生活には欠かせないものになっているのですね。
長いようであっという間の一泊二日、
今回の視察で感じた情報、耳だけでなく舌の情報も次回の提案に活かして、形にしていきたいと思います。
春から夏、そして秋にかけて、岐阜県下呂市に行かれてはいかがでしょうか^^?
山下さま、女将の方々、地元の方々、
素敵な時間を本当にありがとうございました*
また戻ってきます*
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