長かった残暑がようやく和らぎ
秋らしい空気になってきましたね。
9/22に秋分の日を迎え
少しずつ日が暮れるのが早くなってきて
ひんやり肌寒い帰り道に
ほんの少し、寂しさを感じています笑
これから冬にかけて
自然界ではどんどん乾燥が進んでいきますが
同時に
私たちのからだも乾燥してくる季節。
以前、こちらのブログでもお伝えしましたが
秋の後半(秋分~立冬の前日まで)は
冬の寒気と一緒になる "涼燥(りょうそう)" へと変化し
空気の乾燥が
あっという間に加速していく時期。
からだが乾燥してくると
さまざまな症状となって全身に現れやすくなります。
・お肌のカサカサや、かゆみ
・髪がパサつく
・のどが乾燥して空咳が出る
・急にお通じが出なくなる
このような不調を感じ始めていませんか?
これらは、からだが乾燥の影響を受けているサイン。
しっかりと潤いを与えてあげることが大切です。
保湿など
外からの乾燥対策は気にしている方も多いと思いますが
食べものの力を借りて
中からも潤い対策をすることが、とっても重要!!
からだを潤す食材を取り入れて
乾燥が招く不調に負けないように
内側からしっかりとケアしていきましょう♪
秋の食養生のポイントは
乾燥を潤す食材を意識して取り入れていくこと。
専門用語だと
滋陰(じいん)・生津(しょうしん)・潤肺(じゅんぱい)という効能を持った食材を
食べるとよいと考えられているのですが
例えば
れんこん、山芋、長芋、白きくらげ、エリンギ、卵、銀杏、落花生
豆腐、豆乳、白ごま、ゆり根、松の実、はちみつ
かりん、梨、いちじく、柿、りんご
などなど。
なかなか覚えられない…
と思いましたか?笑
これらの食材の共通点として
なんとなく白っぽい食材が多いですよね ^^
漢方では
秋は「白」と繋がりが深いと考えられていて
わたしたちも
白い食材=潤いと覚えています。
もちろん例外もあるので絶対ではないのですが
覚えやすいので
ぜひ食材を選ぶときのヒントにしてみてくださいね♡
今日は白い食材のひとつ
"長芋"を使って
ポタージュを作ってみました♪
同じく白い食材の豆乳と組み合わせて
秋の薬膳の完成です✨
からだが乾燥すると
風邪をひきやすくなったり
ウイルスに弱い状態になってしまいます。
みな様もぜひ
白い食材を食卓に並べて
内側からの潤い対策を始めてみてくださいね ^^
長芋のポタージュ
○材料(2人分)
長芋 … 100gくらい
豆乳 … 300g
白だし … 小さじ1
九条ねぎ … お好みで適量
オリーブオイル … お好みで適量
○作り方
1. 長芋の皮をむき、すりおろす。
2. 鍋に1と豆乳を入れ、弱火で沸騰させないように混ぜながら温める。
3. 白だしを加えて混ぜ合わせ、味が馴染んだら火を止める。
4. 器に盛り、お好みで九条ねぎを散らし、オリーブオイルをかけて完成。
○ポイント
豆乳は沸騰させると分離してしまうので、火加減に気を付けて温めてください。
また、豆乳の量はお好みの濃度になるように調節してください。
九条ねぎは、小口ねぎでも大丈夫です。
ねぎの他にパセリ・青のり・擦りごまを散らしても美味しいです✨
こんなブログ書いてます
▸ からだに優しい、谷根千ランチ
▸ 甘酸っぱい味でからだ潤す、酸梅湯(さんめいたん)
▸ お灸のもぐさは、身近な薬草から作られる
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