ラジオの新しい試みとしてスタートしたインターネットラジオ「radiko 」。
いままではエリア制限があって関西では関西の主要放送局のみの
放送で、ここにきてやっと視聴できるエリアが拡大してきたところでした。
昨日からこのエリア制限が解除されて、関西でも東京の主要局の
放送を聞くことができます。iPhoneも対応しています。
もちろん、理由はこの東日本大地震への対応。
ソフトバンクが無線LANを開放したり、こういう試みは素晴らしい。
特にラジオはこれからのソーシャルの時代にこそ、その存在感を
増すものとして注目していました。
ウェブとの相性、家での一人飲み、なにかをしながらの視聴、
様々な可能性をラジオに感じています。
特に青春時代を深夜放送のハガキ職人として過ごしたバンドマンとしては
ラジオというのは特別な存在でもあります。
そして今回のような緊急時における、公共放送としての側面。
原始的かもしれないですが、その分低電力でシンプルに情報が伝えられる。
コスト面から、さまざまな機能をそぎ落とした営業車でも
AMラジオだけは備え付けなければならない、というのは
こうした緊急時の情報収集手段としてなのですね。
被災地の方々、情報収集の手段として、
せめてもの活力源の一つとして、ラジオが力になれればと思います。
自分に直接働きかける力がない、いちブロガーとしては、
せめて「伝えること」で力になれたら、と思っています。
「Twitterのタイムラインを見ているだけで元気になれる」
という言葉を先日聞きましたが、今回は特にそれを顕著に感じます。
日本人の素晴らしさがタイムラインからあふれ出ている。
節電と募金と、あと何ができるだろう。