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人に何かを伝えるときは、主語を「私」にするのがおすすめ。

なぜなら、主語を「あなた」にすると、トラブルになりやすくなるからです。  

例えを出して説明しますね。

夕食が必要なくても妻に連絡しない主義の夫がいたとします。

妻としては、せっかく用意しても食べないことが続くとイライラするし、自分の気持ちを大事にされてないような気がして悲しいです。


↓「あなた」を主語にして、夕食のことを妻が夫に伝えるとこんな感じになります。

「あなたはどうして、いつも連絡してくれないの?」
「要らないなら要らないって言ってくれないと困る。こっちにも都合がある!」

こんなふうに妻に言われると、夫はムッとしたり面倒そうにしたりします。

ときには売り言葉に買い言葉でケンカに発展することも…。




反対に、↓「私」を主語にするとこんな感じになります。
「私は、あなたのために作った食事が無駄になって悲しい」
「家族みんなが好きなものを作ったのに食べてもらえなくてがっかりした」

こんなふうに妻に言われると、言われた夫は妻の気持ちを理解することができます。

「悪かったな」と思ったり自分がそこまで考えていなかったことに気づいたりします。

相手の気持ちに共感すると、歩み寄ることができるんですね。


人間は感情的になっているとき、つい「あなた」を主語にしがちです。 


「あなた」を主語にすると批判や相手への攻撃になりやすく、
「私」を主語にすると自分の気持ちが伝わりやすくなるのです。


誰かに言いにくいことを言う前や、SNSなどに文章を書く前にちょっと一呼吸おいて、まずは自分の気持ちを確認してみましょう。



 

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