こんなことを言ったら冷たい人に思われるかも
こんなことをしたらイヤな人に思われるかも
と思ったことありませんか?
そういう心配があると、自分の言いたいことが言えなかったり、本心を隠してしまったりしますよね。
我慢している状態が続くとストレスが溜まるし、以前は楽しんでできたことも楽しめなくなっていきます。
楽しいことがあたりない状態では、ストレスの発散が上手くいかないので悪循環です。
人に嫌われないようにすればするほど、相手に合わせるために自分に嘘をつく必要がでてくるので、生きるのがつらくなります。
誰かのために自分を制限しなくなっていくと、自由に楽しむことができるようになります。ストレスがどんどん減っていきます。
自己肯定感が低い状態にあると、他人に嫌われると自分の存在が脅かされるように感じるので、人に嫌われることが怖くなります。
実は、他人に「○○だと思われるかもしれない」と、気になるのは、自分が自分に対して心の奥底でそう思っているときです。
自分に対する捉え方を変えるには、本当にそうなのかを客観的に見ることがおすすめ。
例えば、悲しい結末の映画を見て「泣けない自分は心が冷たいのかな?」と思ったとします。
「そういう映画で泣けない人は本当に冷たいのか」ということについて、ちょっと考えてみましょう。
映画(フィクション)は娯楽なので、多くの人が泣くであろうポイント、心を動かされるであろうポイントを押さえて制作されています。
喜怒哀楽のポイントは、人によって違いがありますよね。
多くの人に受け入れられるものはあっても、万人に受け入れられるものがないのと一緒で、同じ話でも泣く人もいれば泣かない人もいます。それが普通です。
ほかには「作り物だから」と、距離をおいて見ている場合もあります。
そう考えてみると、泣けないからといって冷たいとは限らないことに気がつくことができますね。
そういうふうに進めていくと、「泣けない自分は冷たいのかな?」という最初の思いは変化していくはずです。
(過去にうけた傷の影響で心にフタをしていて、悲しみが上手く感じられないケースもあります)
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