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(自分はNG。他人はOK。は下のほうに書いています)
 
かすり傷ですが、娘が部活で怪我をしました。
 
わりと起こりやすい怪我なので、他の部員も同じようなところを怪我していて、中には流血した子や、部活を数日休んで休養するように言われた子もいます。
 
娘は怪我をしてから、身体が逃げてしまってフォームが崩れるようになりました。
 
自分の視界に入らないところで起きることなので、怪我をする直前に気づいて身構えたり避けたりすることはできません。だから余計に怖かったのではないかと思います。
 
怪我に繋がりやすくなるフォームについてはしっかりと頭に入れているようでしたが、逃げないようにと意識していても勝手に身体が逃げてしまうそうなので、トラウマが原因だと思いました。
 
 
部活では先輩方も一緒に打開策を考えてくれてたいのですが、なかなか改善できず指導もし尽くし…行き詰まってしまったようでした。
 
ある日、今まで殆ど部活に来ていなかった先輩が突然、部活に来て基礎練習の指導をするようになりました。
もともと知識が豊富な先輩なのですが、さらに娘のためにネットで克服法について調べてくれたそうです。
「厳しい人だけどアドバイスが的確なの」と娘が話していました。
 
もしかしたら、先輩か先生に指導に入って欲しいとお願いされたのかもしれませんね。
 
娘は周囲の人がサポートしてくれるのは嬉しい反面、そのプレッシャーもあり…なかなか改善しない辛さ、身体が逃げてしまうのに慣れてしまって逃げてることに気づけなくなった。などを感じていたようです。
 
私も何回か相談されたので、よく話を聞いて共感したり「気が向いたらやってごらん」と軽い感じでメンタル的なテクニックをアドバイスしたりしました。
 
また「怖い感情があってもいいんだよ。フォームが崩れるから困ってるんだね。」と、娘の気持ちを整理しました。
 
数週間に渡って試行錯誤し悩んだ末に「もう開き直る!」と言っていた翌日、一度成功しました。その夜はコンプリメントとお祝いをしました。
 
次の日の部活は短時間でした。2回やって1回成功だったので、帰宅してすぐに嬉しそうに報告してくれました。「50%成功だよ。すごいね」などの声かけをしてお祝いもして、とにかくできたことを娘に印象づけました。できるというイメージを持つことが大切だと思ったからです。
 
指導担当の先輩もとても喜んで下さったそうで、本当に親身になって頂き有り難いです。
 
娘は基本的に部活が大好きですが、スランプの時期は「部活が楽しくない…」と口にすることもありました。
しかし、身体が逃げてしまったとしても部活と向き合うことを諦めなかったので、そこもコンプリメント。
 
また、部活の予定表を見ながら「しばらく部活が休みの日がないけど、そのぶん次の大会のメンバーになるチャンスも増える」とポジティブに捉えてもいました。
 
数日後「先輩に身体が逃げなくなったって言われたよ」と嬉しそうに報告してくれました。再びお祝いとコンプリメントです。
 
そして後日…また同じところを怪我してしまいました。
 
そのときは痛くて泣いたそうですが、帰宅した娘は元気でした。(怪我は軽いアザで済みました。)
痛い思いをすると身体が逃げてしまうこともありますが、少し経てば大丈夫になるようです。  
 
 
娘が高校生になって5ヶ月。娘の交友関係や行動範囲は広がりました。中学の友達や高校のクラスメートや部活の友達と遊びに行ったり、色んな体験をしています。なにも予定のない日がほとんどありません。
 
この先も行き詰まることはあると思いますが、また乗り越えて行くのでしょうね。
 
 
私の変化としては…前までは「良いところを見て伸ばしていく。悪いところはあまり見ない」というのが、娘に対しては大体できるのに自分自身に対してはできませんでした。
 
私は子どもの頃から「自分はNG。他人はOK。」という基本的な構えを持っています。
同じことをしても他人は許されると思いますが、自分には許されないと捉えてしまうのです。この構えの影響なのか、我慢しがちになったり、他人の言いなりになりやすかったです。
 
この構えは他にも3種類あります。
「自分はNG。他人もNG。」「自分はOK。他人はNG」「自分はOK。他人もOK。」
 
4つの構えの中で理想的なものは「自分はOK。他人もOK」です。
 
 
もしも自分の悪いところやできてないところを探さなくなったら、自分がとんでもない方向に行ってしまうのではないかと不安だったのだと思います。自分を信用できてなかったし、自分にダメ出しをし続けて自己肯定感を自ら下げていたのだなと気づきました。
 
良いところ(資質)をみつけて声かけをし、変わっていく娘を目の当たりにしているのにね。思い込みというのは手強いものです。
自分では事実がどこにあるのかを探しているつもりで、実は駄目なところを探してもいました。
 
「○○しないとうまくいかない。」から「○○すると上手くいく。」へ。
 
人間だれしも短所はあります。短所も見方を変えれば長所になります。
短所を出さないようにしたり無くすことにばかり意識を向けるのではなく、それ以上に良いところを伸ばしていくという視点を自分に対しても持てるようになってきました。
 
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