プロフィールはこちら→
転機①転機②、の続きです。
────────────────────────
2ヶ月ぶりくらいでカウンセリングにいってきました。
 
今回の経緯をお話して、心理士の先生がすごく喜んでくださったのが印象的でした。
 
(解離性フラッシュバックで)過去に引き戻されながらも、娘と接することで現実に帰ってきていたのが良かったんだそうです。
 
コンプリメントも3年目で慣れているとはいっても、きちんと娘に意識をむけないとコンプリメントできません。親として「現実に戻らなければ」という気持ちが働きます。
 
 
ずっと通っていた病院の精神科の先生はトラウマは専門外のようなので、PTSDや解離性障害を扱っている病院へ転院しようかと考えました。
 
あるいは、心理士の先生は、転院先の話も聞いてくださるとおっしゃっていたので、今のまま通い続けながらセカンドオピニオンするのもいいかなと…
 
今、私を担当してくださっている先生は2人。臨床心理士の先生と、精神科の先生がいます。
 
精神科の先生は人当たりは良いのですが、どちらかというと神経科のほうが専門なのかもしれません。
 
私はカウンセリングを中心にしているので、精神科の先生には滅多に会わないけど、正確な診断名はできれば欲しいところではあります。
 
 
 
精神科医の中には薬を飲んでいないということで「でも薬を飲まなくても、なんとか過ごせてるから大丈夫だよね?」と解釈する医師もいます。これは私の担当医である精神科の先生の数年前の発言です。
 
私は薬剤不耐性なので、薬を飲まないんじゃなくて、飲めないんですけどね。
 
精神科では薬を飲んでるか、どんな薬かということが一つの判断基準になっているのかもしれません。
 
私は薬を飲めないので情報を集めたり、コントロールしたり、色々と工夫してしのいでいます。麻痺、切り離し、回避などが多かったので、こういう症状の傾向も関係していると思います。
 
解離の場合は、薬が効く症状と効かない症状があり、私の場合は効かない症状の方が多かったです。
 
 
色々あってちょっと精神科の先生に不信感を持っていたのですが、今回、2年ぶりに先生にお会いして改めて経緯をお話したら、ツッコミが的確でなかなか面白かったです。
 
私の喋りっぷりに驚いてました。以前は、そのくらい話せなかったのです。
 
 
私はレイプで傷ついた部分を、自分の人格と一緒に切り離してしまっていると思います。身体的に逃げられなかったので、解離させるしかなかったのではないでしょうか。
 
自分で書いた過去を記事を読み返してみて気が付いたことがあります。
 
性的なことに対して投げやりな思考や、性的逸脱行為(不特定多数と関係を持つ)をしていることから、レイプで傷ついていることは明らかなのに自分が傷ついているという実感が薄いのです。これは解離がおきてるからでしょう。
 
現に私はこれまでずっとレイプを終わった話と捉え、トラウマだとは認識していませんでした。
 
 
切り離したからこそ、レイプ後の急性症状や心の葛藤がほとんどないまま彼と付き合うことが可能だったのではと思います。
 
やっぱり、泣いたり起こったり苦しむのが普通ですよね…。
 
 
レイプ前、セックスに対する私の心の準備がまだ全然できていなかったということと、実際にセックスしているという事実の間には距離があり、私の体と心はずっとズレたままでした。
 
レイプで自分の体の主導権を奪われ、自分の体が自分だけのものではないような感じは、その後も継続していました。
 
それと同時に自分の心の中で、どこからともなく、のしかかってくるものがありました。
 
これによりなんとなく彼に逆らいづらくなり、ますます自分の意見を持ちづらく・言いづらくなったというのはあったと考えています。(彼に依存していたからというのもあったかもしれません)
 
自分の意思に反して、力でねじ伏せられ勝手に侵入されるというのは、心の深い部分を破壊されることだと思います。
 
家に例えると、壁や柱ををいくつか壊されてるけれど真っ暗なので確認ができず、道具もなくて直すことができないような感じなのかもしれません。
 
性的にトラウマのある人はセックスへのハードルが、とても低くなるか、とても高くなってしまうことがあります。
 
私の場合の「とても低くなる」は、トラウマを希釈したい衝動と、レイプで無理矢理に引き下げられたハードルが、低いままになってしまったことが原因だと思っています。
 
 
人が辛いことや苦しいことから逃れるために実行し、成功した方法は何度も繰り返すそうです。私も少なくとも3回は自分の人格を切り離していることになります。
 
私が切り離した自分が戻って来る日に備えておきたいと思います。
 
辛いとわかっているものをわざわざ自分の中に戻すことはせず、統合はしない。という選択肢もありますが、私はずっとこのままにはしておけません。
 
 
 
現在の私の主症状は
 
○睡眠障害
眠ろうとすると、入眠直前に目が冴えてしまったりしてなかなか眠れない。早朝まだ暗いうちに目が覚めてしまう。結果、睡眠時間が平均4〜5時間となる。
 
○胸が苦しくなる、息苦しい
離人症が取れてからずっとある症状。以前は思考方向に気をつければ大体コントロールできていましたが、調子が悪いからなのか、ちょっとそれが難しくなったり、前とは違う感じでつかみづらいです。
最近は苦しさ以外のものも出てきます。
 
この症状が出やすいときは、人と話すときにも胸がつかえるような症状が出ることがあります。
 
ブログを書けない、心理学関係の本を読めなかったのは、この症状に関係していたことが多かったです。
 
 
○ミスの多さ
以前よりはよくなりましたが…。
考え事をしていたり、気になることがあるとミスをする。普通の人もあることだと思いますが、普通の人よりもミスの一つ一つが大きいです。
 
なんとなく、私は意識として使用できる領域が人より(あるいは、自分が元気だった頃より)狭いような気がします。同時進行できることも多くはないです。
 
切り離しに関係して、上記の症状がでているのかもしれません。
 
 
病気の期間が長すぎて、病気であることが当たり前になってしまい、普通の状態がわからないというのもありますが、現時点での症状はこんな感じです。
 
 
切り離した人格と、自分自身は感情を共有しないようです。自分で背負いきれないから意識の一部を切り離して自分を守るのであって、辛さなどを共有できるなら、そもそも切り離す意味がないですよね。
 
たまに出てくるレイプへの怒りは、もしかしたら今の自分の感情なのかもしれません。激しいとまではいきませんし、持続性や反復性も高くありません。
 
まずは内在化した存在を認めて尊重し、癒やしてあげることが先決と思ったので実行してます。
苦しいときは共感すると楽にはなりますが、壁一枚隔てているというか…私自身の感情と苦しさは別なのではないかという感覚があります。ちょっと距離が遠い感じです。
 
 
 
それから…普通は自分の心の中で、切り離したり飛ばしたりはしないんだな。ということに最近気が付きました。
 
いつからやっているのか定かではないですが、嫌なことや辛いことがあると心を別のところに飛ばしたり、嫌なことを言われた部分を切り離して、自分の中に入れないようにしたりしていたので、私にとってそういうことをするのは当たり前のことでした。
 
心を飛ばしている間は、私の体はそこにとどまり、心はそこにないような感じです。そうしていると心に傷がつきづらいのです。
 
この辺りについては今は無理に変えることはしません。私が自分の心を守るために自然にやっていることなので「その代わり、何をして自分を守るのか」ということになってしまいます。
 
 
 
最近は、レイプを扱った本や映画などをみています。
 
「7200秒からの解放」(被害者と加害者の共著)と「ゆるせない、逢いたい」(映画)は恋人からレイプされるという話です。
 
 
 
私は相手を憎むことに罪悪感があります。
何らかの被害を受け、それを認めて口に出すということはそれだけでも高い壁です。 
 
(虐待にしても、何度も自殺を考えるほど追い詰められたので大げさではないとは思いますが…虐待と書いてしまう自分が大げさなのでは?というような罪悪感があります。)
 
 
このあたりは「先生の白い嘘」(漫画)でも描かれていましたが、私はまだ整理できていません。この作品は重たいですが、心理描写が上手いと思います。
色々なものを見ているうちに、私も彼に話を聞いてみたくなりました。
 
「なぜあんなことをしたのか」「あの出来事をどんな風に捉えていたのか・考えていたのか」今でも覚えているならば…本人に聞いてみたいです。
 
 
 
最近思うのは「今とこれからの大切さ」です。
 
病気になってしまったことに対して誰かが悪いと言ってしまうと、自分を含めて皆が悪いということになってしまいますし、過ぎてしまった時間を巻き戻すことできません。
 
加害者も何らかの被害者であり、私自身も何らかの加害者です。悪意があった人は一人もおらず…複合的に組み合わさって「今」があり、それでいいと思います。
 
 
自分に一体何が起きたのか。自分の過去を整理してなぜこうなったか原因を見つけたい、スッキリさせたいとも思いますし、これもある程度は必要です。
でも突き詰めすぎたり方向性を誤ると調子が悪くなります。現にこれでちょっと調子が悪くなったりします。
 
 
自立支援医療の更新のために診断書を提出しなければならないのですが、現在、診断は保留になっています。
 
診断ができるのは医師だけです。臨床心理士の先生は診断することができないので、複雑性PTSDと内在性解離かもしれないとはおっしゃいません。
 
 
私は複雑性PTSDに関する症状がほとんど当てはまっていました。
内在性解離の可能性にしても、過去の自分と統合する病気って、ほかにあるのかな…?
 
 
内在性解離、離人症、複雑性PTSD。これらの病気が複合していたのでは?と、自分では思っています。
 
 
診断してもらわなければ治療ができない。まず診断。と思いこんでいましたが、私と臨床心理士の先生が病態や傾向をある程度わかっていればいいのであって、診断にこだわる必要はないのかもと思えてきました。
 
 
複雑性PTSDはPTSDほど知られておらず、診断してもらうのは大変そうです。現にPTSD担当の先生に診察を断られています。そもそもPTSDを扱っている病院も多いわけではないです。
 
解離性障害も診てくれる病院を探すのも難しいようです。東京とか大都市なら選択肢もありそうですね。
 
そもそも解離はとてもわかりづらいものです。
 
私が今悩まされている解離症状は、たぶんあまりないと思います。あまり寝れなくてもなんとかなるけど、胸が苦しい症状はなくすことができれば嬉しいです。
 
いい先生との出会いもあるかもしれませんが…苦労してリスク覚悟で病院探しをし、一から信頼関係をつくるよりも、今、信頼できると思っている先生とつながっていくことのほうが大事なのではないかという結論に達しました。転院はしません。

↓診断結果はこちら。

 追記
現在は完治しています。