CS患者さんの書いた塗装の体験談がとても参考になったので、私も書いておきます。
最初に屋根塗装を始めたお宅(仮にAさん宅とします)は北西方向。我が家とは15mほど離れています。
Aさん宅との間には、我が家から見て左側に1階建ての遮蔽物があるだけで、直線上にはほぼ何もありません。
そのお宅では住人の方がマイペースで塗装しています。足場は簡易的な小さいものを、その都度移動させながらの作業です。家の大きさは、特に大きくもなく小さくもなく普通。今日現在、塗り始めてから2ヶ月経過しています。
業者が塗装する際は3回塗りするらしいですが、Aさん宅では、下塗りと上塗りの2回しか塗っていません。
私の部屋の隣である、2階の和室には室内から見ると2箇所の窓があります。しかし、外壁をリフォームしているので、外からみると窓は1箇所に見えます。
つまり、室内からは板しか見えない窓が残っています。
この窓も塞ごうとは考えていたのですが、対応が遅れてしまい、かなり室内にVOCが入ってしまいました。この窓からこんなに入ってくるとは考えていませんでした。
この部屋は低い屋根の一部(北東の端)が破損しています。数年前に雪で壊れてしまったので大家さんにもお伝えしてあるのですが…そのままになっています。もしかしたらここから窓を通り、北東の部屋にVOCが入ってしまったのかもしれません。
この北東の部屋から、私の部屋にVOC入ってきてしまいました。私の部屋と塗装したお宅は正反対の方向にあたりますが、南西の娘の部屋よりも南東の私の部屋のほうが多く入りました。
塗装期間中は、風向きによっては外出するようにしていました。
私はペンキのニオイも健康な人と同程度しか感じません。塗料はニオイよりも成分の方がより遠くに届きます。
CS反応はありましたが、家の中で塗料のニオイは感じませんでした。17時すぎまで塗装していた翌朝に外に出たときもニオイは全くしません。玄関は西向きです。(どちらも北西からの風、3m〜7mの日)
私の部屋と北東の部屋とは押入れが接しているため、この部分は空気が漏れやすくなっています。もちろん対策はしていて、ビニールを三重にして空気の漏れを止めていました。
しかし見た目があまり良くないので、三重にしたビニールの上に包装紙をはっていました。これを剥がしてみると、3枚ともにビニールの一部が剥がれていて、そこから隣の部屋の空気が私の部屋に漏れてきていたのを発見し、これでは調子が悪くもなるなと気づきました。
塗装時は粒子状の物質も舞うため、これらも結構家の中に入り込んでいました。
封止するならアルミが一番ですが電磁波の問題があるので、現在は押入れにビニールに包んだダンボールをはめて塞ぎ、さらに上からビニールを張って空気の漏れを止めています。これはなかなかいい感じです。
CSが良くなってくると症状が単純になり、反応も出づらくなるので気づくのが遅れますが、その分回復も早めではあると感じます。
古い家で窓を目張りするなら、窓枠の隙間からも空気が漏れるので気をつけたほうが良いです。
私は隙間が大きい場所にはラップを詰めて、その上からマスキングテープを貼っています。
我が家の北隣のお宅は塗装中に窓を開けていたので、塗料のニオイはあまり感じなかったようです。
遮蔽物、風向、道路の位置などによってもかなり違うと感じました。道路には風が流れます。
CS反応がどんな感じだったかというと、最初はやたらと喉が乾きました。そして喉や鼻の奥が痛くなって腫れました。咳がでたり、たんが絡んだりもしました。
Aさん宅で初めて大々的に屋根塗装した日は軽いめまいが数回ありましたが、一旦はおさまりました。「あれ?今、もしかしてめまいがしたかな?」と思うくらいの軽いものです。
一週間後に行われた2回目の屋根塗装で、視界の歪み、めまい、後頭部の上の方がモヤモヤする。眠気などの症状がでたので目張りを強化しました。
この時点で自室はマスキング状態になってしまっていたので、一旦、自室の物を全て出して、大丈夫なものや、大丈夫にしたものを部屋に入れました。
使っていない部屋も含めて家中に掃除機をかけて、壁なども拭き掃除した結果、数日でマスキングは取れました。揮発性の化学物質だけでなく、粒子状の物質対策もしておいたほうが良いと思います。
目張りのために窓が開けられないので、南や東から風が吹く日は扇風機を駆使して換気しました。
(塗装直後でなければ、北西からの風の日に南や東の窓をあけても大丈夫。)
短時間でも逆向きに風が吹くことがあるので、風向きが逆の日であっても塗装期間中に洗濯物などを外に干すのはやめた方がいいと思います。
北西のお宅のさで広範囲にペンキを塗布してから1週間後になっても、北東からの風の日は喉の調子が悪くなっていました。2週間経過すると目張りが少しはがせるかもというような感じではありましたが…。
壁の1面だけなど狭い範囲の塗布なら、一週間くらいで目張りから漏れてこなくなります。
我が家の窓の目張り対策は↓こんな感じです。
・ガラスとサッシのつなぎ目に養生テープを貼り、その上にセロテープかアルミテープを重ねて貼る。
・サッシの隙間には養生テープを貼って、養生テープの上にビニールテープかアルミテープを重ねる。
その上にビニール袋を養生テープで窓枠に固定して、養生テープの上にビニールテープを重ねた。
・壁の隙間にはマスキングテープ。コンセントにはアルミホイルをあててマスキングテープで止める。スイッチはアルミホイルだと破けるし見えないのでビニールで。
・通気口は養生テープか、場所によってはさらに上からアルミテープを重ねる。
・台所の換気扇はビニールと養生テープで塞ぎ、その上からアルミテープで塞ぐ。
・ボイラーの排気口(北向き)は塞ぐことができないので、ボイラーの側の戸を閉めて養生テープとアルミテープで目張りし、ビニールを張った。
こういう場合に備えてあらかじめ、テープ類は各種ストックしていました。
ここまでがっちり目張りすると、窓一箇所につき2〜3時間かかります。
意外と強敵だったのは結露です。
外気温か低い日は室内との温度差のため、窓に結露がてきやすくなります。結露があるとサッシが濡れてしまうので、テープがつきづらく剥がれやすくなります。
貼っている期間が長いため、養生テープでもテープ残りはあります。暖かくなったらお湯で取れないか試してみたいと思います。
自室の紙や本が汚染されたのには参りました。読めないし…側に置いておけないと困るので何度か干しています。一週間くらい干してもまだな感じなのでどうするか考え中です。
そうこうしているうちに今度は北東のお宅(Bさん宅)で、屋根と基礎を塗装することになりました。
水性塗料を使うとおっしゃってましたが、屋根には油性しか塗れなかったような…?
このお宅の屋根は無落雪屋根なので屋根に傾斜がありません。
(Bさん宅とは20mほどの距離。私の家との間に家が一軒あるが、そのお宅の庭が風の通り道になる)
F☆☆☆☆の水性塗料を使うとのことでしたが、油性と考えて対処しました。
Bさん宅は業者が施工したので、2〜3日で塗り終わりました。
やはり家の2階の北東の一部が壊れているのは影響していると思います。北東からの風の日は入ってきてしまいましたが、空気清浄機をつけていればわりと大丈夫でした。
1階は庭木があるからなのか、1階のほうが外気の入り方が少なかったです。
自宅の2階での主症状は喉の渇き、痛み、視界の歪みでしたが、1階は左頬の痺れでした。最初は2階でも頬の痺れがありました。
北東の家で屋根に塗った塗料と、基礎に塗った塗料が違うので反応も違うのかもしれません。
やはり屋根は油性塗料だと思われます。
北西方向の家も小規模ながら塗装してたので、一応、避難の準備はしていました。
布団はもちろん、衣類、紙類など部屋にある物は、汚染されないように袋を2重にして封印しておきました。
我が家の窓は新たに東側を目張りしたので、空いているのは南側の窓だけになりました。
2軒目の塗装の少し前に購入していた空気清浄機はとても役に立ちました。
購入したのは〈セラピュアクリーン 源気〉です。
セラピュアのカートリッジはセラミックです。本体の価格は40000円くらい。説明文によると半年〜1年毎のカートリッジ交換で費用が5000円ちょっとです。でも一年中空気清浄機を使う予定ではないのでいいかなと思いました。
届いた日の室温は25℃。スイッチをオンにすると空気が少しひんやりします。
セラピュアに手をかざしてみても排気が出ている感じはほとんどしないのに、なんとなくですが空気が対流している感があります。
性能を発揮させるためには、床から1.5m。直射日光の当たらない水平なところがよいそうです。床に直接置かないようにと書かれています。
布団は早めに袋に入れたつもりでしたが、数日経ってから少し開けてみるとビニール袋の中はに塗装ででた物質が充満していました。(布団を袋に入れた時点で既に汚染されていた)
自室はcs反応がほとんどない状態になっていましたので、セラピュアの威力を試すために布団を袋から出しました。6自室は畳です。(布団を出す前に、カーテンや洋服など紙・布類はすべて袋にいれました。布団のvocが他に移ると面倒だからです)
掛・敷・枕をそれぞれ洗濯物干しに広げてみると、喉の痛み、視界の歪み、めまいがでます。5分くらいなら大丈夫ですが、それ以上はちょっと厳しい感じ。寝るなんてとても無理なレベルです。
その状態でセラピュアを強でオン。10〜20分くらいで喉の痛みが止まりました。めまいや視界の歪みはたまに少しあるかなという程度。
すごいですね。VOCを吸ってくれている感じです。私はセラピュア自体は大丈夫なようです。
問題はカートリッジがどのくらい保つかです。CSの場合はカートリッジ交換の時期が推奨されている時期よりも早いことが多いからです。
試しにその夜、布団で寝てみました。布団に反応はあったのでちょっとマズイかなとは思いましたが、意外と大丈夫っぽいような不思議な感じでした。セラピュアは私の頭から1mくらい離れたところに置いて強にしてつけっぱなしにして就寝。(80cmの踏み台の上に乗せ、部屋の中心に置いて使用)
台所にあるマットは少し反応する状態のままにしていたので(過敏度の参考にするため)翌朝確かめてみました。cs反応は悪化していませんでした。現状維持的な感じです。
翌日の昼間も同じように部屋に布団を広げて干しました。
この日はemwをかけてみました。布団や枕が少し湿るくらいまでかけて乾かし、裏返してまたemをかける…を2回繰り返しました。(裏表2回づつ、かけたことになります。)
emは困ったときに本当に頼りになります。cs反応は大きく減りました。
その日の夜に空気清浄機をつけたまま布団で横になり、しばらく待ってみました。大きな反応はなさそうです。翌朝、喉の乾きはありましたが、これは野焼きなど外気の可能性もあります。ちょっとだけes反応がではじめてきました。
その翌々日、つけ置きしていたキルトケットや毛布を自室に干さなければならなくなったため、布団を一旦袋に入れて数日間、過ごしました。セラピュアはオフで問題なかったです。
普通の布団をしまっている日は、薄い布団を2つに折って寝ていました。
普通の布団で寝なかった翌日は過敏度が少し下がります。薄い布団では夜中に寒いのでサンラメラをつけて寝ました。すぐそばにちゃんとした布団があるというのに布団で寝られないという…(笑)
布団の場合はemをかけられるのは側生地だけです。昼間は室内で布団を干してemをかけ、夜は布団を袋に入れる…を繰り返しました。
5日くらい繰り返したところで、布団を干したまま空気清浄機をとめてみました。しばらくすると少しめまいがするので、まだまだ時間がかかりそうだと感じてやり方を変えました。
私の部屋は南向きなので、晴れた日にサンラメラ(ストーブ)をつけ、掛布団、敷布団、枕に合計1Lくらいかけます。(水500mlに対して、em大さじ1杯)大体乾いたら裏返して同じようにかけます。床は濡れますのでビニールか何かを敷いたほうがいいです。
(室温は25〜32℃くらいになりました)
布団は一旦、びしょびしょになってしまいますがこの方が効く感じがします。emは細かい霧のようにしてかけたほうがシミになりにくいですが、それでもシミになる場合もあると思います。
一日一回しかできませんので、これを4日やると、空気清浄機をとめても 大丈夫な感じになりました。念のためもう2回やってからOKとすることにしました。
空気清浄機がもう一台ほしかったのですが、そう何台も買えません。
パハロカンパーナさんの空気清浄機も気になっていました。こちらも4万円くらい。セラピュアと合わせると8万円…。
(パハロカンパーナさんの空気清浄機は、活性炭を金属枠に詰めて市販の空気清浄機にセットして使用します。)
とりあえず、安い空気清浄機を購入して活性炭をセットしてみようと考えました。
どれがいいかわからなかったので、パハロカンパーナさんの空気清浄機と同型の象印「PA-HA16」を購入。
不織布の袋を4つ作り、活性炭を合計1kg詰めてステンレスの網で抑え、それを空気清浄機にセット。
不織布は家にエコパラダイスシートしかなかったのでそれを使いました。最初はオーガニックコットンの布に入れようと考えていましたが、目がつまりすぎているので空気が通りづらそうです。
活性炭を抑える物はワイヤーネットもいいかなと考えたのですが、ビニールや塗装でコーティングされているものが多いので、今回はバーベキュー用のステンレス網を使用しました。不織布の上に置いて抑えます。ステンレス網2枚で挟む予定でしたが1枚しか入りませんでした。
活性炭をセットして試しに自室で運転してみました。
VOCの除去に関してはセラピュアのほうが少し上のような感じがします。活性炭のは1kgしか入らなかったので、パハロカンパーナさんと同じキロ数で比較すれば、性能はあまり変わらないのかもしれません。
音は象印のほうが断然静か。静音モードならほぼ無音です。
フィルターが本来のものと違うので動作の保証はありませんが、トータルで1万円ちょっとで完成しました。もし壊れたとしても、違う空気清浄機で同じような物を作れそうです。
◆空気清浄機のニオイ除去に関して
以前、換気した時に部屋に生焼けの木みたいな変なニオイが入ってしまったことがありましたが窓を閉めて、セラピュアを強に設定して1時間後に部屋に戻りました。
ニオイはだいぶ薄まっていたものの、まだ少し残っていたので、ニオイ除去はそんなに強くないのかもしれません。
塗装期間中は、活性炭の空気清浄機を各部屋に移動させながら空気を浄化しつつ、セラピュアは自室で使用していました。
◆Aさん宅の塗装状況
Aさん宅の壁の塗装は一度目の塗りが終わりましたが、足場を残したまま一週間が経過しています。まだ塗装か終わってないのかもしれませんが、もう少しで気温が低すぎて塗れなくなるはずです。
北西のお宅の壁に使用した塗料でのs反応は、喉の痛み等、目にくる感じと左頬が少し痺れる反応がでていました。屋根塗装のほうが断然キツかったのは、屋根が我が家に向かう風の通り道だったからだと思います。
このような感じで、落ち着かない日々を送っています。
今回のことで気づきましたが、家の屋根が結構禿げてきています。
もしかしたら来年あたり家の塗装になるかもしれません。その場合は数週間は避難です。
コンプリメントをどうしようかと今から考えています。来年はスマホをもたせる予定ですし、避難先に娘を連れて行くという手もありますね。なんとかします。




