沖縄空手と中国憲法 | 沖縄の文化と歴史ブログ

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本土と違う沖縄の文化と歴史を書き綴るブログです。

先日、沖縄県が空手振興課を設けるというニュースがありました。


趣旨としては空手がオリンピック競技として正式に追加される可能性が大きくなってきたことで空手の母国である沖縄として積極的に取り組むことになったことにあります。


近々、空手会館の建設も実現しつつあることでまさにグッドタイミングだと思います。


さて、沖縄の空手は元来、中国拳法がかつての琉球に伝えられて当時の琉球独自の武道として進化したものなのです。


琉球の先人達は中国拳法に琉球独自の工夫を重ねて現在の空手の原型を創ったのです。


琉球時代には空手は手(ティー)と呼ばれ、その後、唐手(トウデ、カラテ)となり現在の空手あるいはカラテとなりました。


唐手の唐とは実は中国のことであり沖縄空手が中国拳法の影響を受けたことを物語っています。


そして空手は本家本元の中国を差し置いて現在では世界の空手として発展しており沖縄が空手のルーツ、母国となっております。


ところで中国の空手人口は現在50万人以上といわれています。


当初、中国では沖縄空手の指導を許可しなかったらしいのですがこれは中国拳法のプライドがそうさせたのでしょう。


しかし沖縄のある空手家が1990年に中国全土に空手を広め2002年にはなんと上海市武道協会から中国における空手普及の第一人者として証明書を授与されたそうです。


ちなみにその空手家の門下生は中国全土でなんと15万人にのぼるといわれていますから一人の指導者としては大した実績と実力だと思います。


この事実は中国も沖縄空手の素晴らしさを認めたことに他ならないということで誠に画期的なことであり喜ばしいことです。


沖縄県人として誇りに思います。


沖縄空手ここにあり!ということですね。


さて、かつての琉球王国時代に琉球の人々は薩摩支配下において刀狩りが行われて一切の武器を取り上げられました。


実は皮肉にもこのことが琉球で唐手が発達する要因のひとつとなったようです。


手には一切の武器を持たずに戦うわけですから実戦においてはまさしく空手はうってつけの武道と成り得たわけです。


しかし、それ以外にも武器の替わりに農器具などの身の回り品を武器として使う古武道も同時に発達させたのが琉球の武道家達だったのです。


そして驚くことなかれ、あの優雅な動きで知られる琉球舞踊にも実は空手の動きを重ねて鍛錬したそうです。


つまり表向きは舞踊に見せかけて本当は空手の鍛錬であったというわけです。


これこそ当時の薩摩支配下に置かれた琉球人達が自己防衛のための手段として涙ぐましい努力から創られていったのが現在の空手だったのです。