ロブロ、デンマークが誇る発酵食品 | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

今日は、週に一度のライ麦パンを焼く日でした。焼くのに2時間くらいかかるのですが、毎週必ず焼いています。

 

ライ麦パンはデンマークの食事には欠かせない食品で、薄くスライスしてトッピングを乗せたオープンサンドイッチ、スモーブローをお弁当/お昼ご飯に食べます。我が家は3人暮らしで、毎日ライ麦パンのお昼ご飯と言うわけでもないので、2本焼くと1週間持ちます。

 

このライ麦パン、最近日本では「ロブロ」として知られているようです。

 

ロブロは、デンマークの代表的な発酵食品の一つだと言えます。天然酵母でじっくり発酵させたロブロは乳酸菌たっぷりで酸味があって、お魚やお肉のトッピングととても相性がいいです。

 

私が天然酵母を育て始めたのは3年前、以来、ライ麦粉、レーズン、ヨーグルト、楽健寺、コンブチャ、酒粕……色んな種類の天然酵母を育てました。

 

いくらパン作りが好きと言っても、食べれる量には限りがあるので、酵母の種類を増やし過ぎると使い切れなく残念なので、今はライ麦粉を発酵させた黒パン用天然酵母とヨーグルトを発酵させた白パン用天然酵母の2種類に落ちつきました。

 

ずっと同じ天然酵母を使い続けています。

 

天然酵母に名前を付けて喜んでいたのを覚えていてくれる方いるでしょうか?

 

https://ameblo.jp/mwins/entry-12696694719.html

 

 

 

上の記事のゲアダは、同時に同じ酵母から作った黒パン用の天然酵母ロバート君と後に合体してゲアダ/ロバートになり、黒パン専用の酵母になりました。
 
白パン用は、なんと言っても一番元気が良くて世話が簡単なヨーグルト酵母のクアト君が3年間頑張り続けてくれています。上の写真の右のフランスパンはクアト君で焼きました。
 
小麦を絶つ健康法が流行っているけれど、クアト君で焼くパンは酸っぱ美味しくて、お別れするのは絶対無理です。安心なデンマーク政府認定無農薬小麦を使っているし、全粒粉やオートミールの外皮(ふすま)を混ぜて、少しでもヘルシーに焼けばいいかって思ってます。
 
明日からは、孫のT君が4泊5日でやって来ます。
 
パパとママが結婚式に参加するため外国に旅行するからです。
 
よりヘルシーなロブロもよく食べてくれるT君だけど、クアト君で食パンを焼いて、焼き立てでフワフワな日本の食パンも食べさせてあげたいなぁ〜って思ってます。