今日は、6月5日に3回目の三角骨摘出手術を受けた、元バレエ男子の我が家の末っ子の話です。
手術を受けた右足は、手術直後に比べると良いようですが、バレエの動きをするとなると違和感が残る状態らしいです。
と言っても、旅行中は、時々ボキボキと足首を曲げて解してはいたものの、3週間、平均歩数1万7千歩を難なく歩けていたし、普通の生活には全く影響がないと言えるでしょう。
三角骨の摘出手術を受けた後は、術後約3ヶ月からは、バレエのトレーニングに戻ることが出来ると言われています。
息子がどれだけバレエのトレーニングに戻るかは未定ですが、バレエ学校の配慮で、リハビリのために、今後半年間は席が置かれたままになっていて、劇場に入り、自由に施設内の設備を使うことが出来るようになっています。
お言葉に甘えて、出来る限り有意義に利用させていただく予定みたいです。
夏休み休暇中に、今までのことについて、将来について、じっくり内省した息子でした。
まだ今後の結論は出ていないけれど、現状を明るく、素直に、謙虚さとユーモアを持って受け入れることが出来るようになりました。
1年間ギャップイヤーをとり、まだ何学部になるかはわからないけれど、来年の8月からは大学に入る、と言うのが大よそのプランだそうです。
高校卒業後に、人生の方向を定めるための猶予期間としてギャップイヤーを取るのは、デンマークでは極々普通のことです。
ギャップイヤーには、社会勉強のためにバイトをしたり、貯めたお金で旅をしたりすることが多いようです。
例えば長女は、高校卒業後、幼稚園で英語を教えるボランティアをしながら、1年間韓国で生活していたのですが、その1年間は彼女の人生だけでなく、私たちの価値観にも大きな影響を与えた1年間でした。
夏休みには、ソウルで娘が他のボランティアたちと一緒に生活していたホテルや、ぶらぶら散歩していたと言う場所を訪れて、初めて行った場所とは思えないような親しみを感じました。
末の息子も、研修生時代に貯めたお金を利用して、旅の計画を既に幾つか立てています。
でも、アルバイトもしなきゃな!ということで、バレエ教室でバレエを教えると言うアルバイトも決まりました。
既に大人の初心者クラスを一人で受け持って教え始めています。
充実したギャップイヤーになりますように!
さて、最後に出来上がったマッコリの覚書。
250gの米が125gのライ麦麹で分解されて残った酒粕は77g。1.6リットル程度のアルコール度数はビールくらいのマッコリが出来ました。手間かけて、そんなちょっとだけ作ってどうするのか?って感じかも知れませんが、マッコリを飲むのは我が家では私だけなので、この量が適量です。
濾したては真っ白ですが、時間が経つと下のように分離します。
1日常温で、その後5日くらい冷蔵庫で寝かしてからが飲み頃なのですが、時々ガス抜きをしてあげないと、破裂しちゃうんじゃないか?と心配になる程、ペットボトルが炭酸でパンパンになります。
出来立てを、アルコール度を調整するために水で薄めながら少し味見したのですが、軽い酸味で、今までで、一番まろやかなマッコリが出来ていました。
ライ麦麹のおかげなのか?何なのか?それはわかりません。
市販のマッコリは、生マッコリでも糖分を加えてあるものばかりなのですが、自家製だと、完全無加糖で、米そのものの甘みが生かされた爽やかなマッコリを作ることが出来、お酒と言うより、ヘルシーな乳酸菌飲料を飲む感覚で楽しめます。チビチビ飲んで、時間が経つと変化する味を楽しむのも手作りマッコリの醍醐味の一つです。(海外に住んでいて、これはよかったことの一つ)
最近は、アルコールを喫煙と同じように煙たがる人が増えてきたようです。
もちろん体を壊すほど飲んじゃダメですよ!
でも、本当にそんなに体に悪いものですか?
ワインにせよ、日本酒にせよ、マッコリにせよ、人類が作り続けてきた発酵食品の一つです。
味わい深くて、次々と興味が湧いて、私は一生飲み続けると思います。
お酒は強い方ではないので、1日グラス一杯、基本的に週末だけの楽しみですが……。