おばあちゃんのライ麦パン | 大好きな日々の覚え書き

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デンマークの暮らし、教育、天然酵母、麹、発酵の話、旅行の話、子どもたちを通して知ったバレエのことなどなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

孫が比較的近所に引っ越して来てからと言うもの、新しい役目が一つ加わりました。


毎日ではないけれど、週に1〜2回、孫を保育園に連れて行きます。


デンマークの保育園の開園時間は7時から17時(金曜日は16時)と言うのが一般的かと思われますが、T君が通う保育園の開園時間は7時15分になっています。


長男夫婦にとって、この15分の違いはとても大きく、日によっては開園時間を待っていると仕事に間に合わなくなってしまいます。


そんな時に駆り出されるのが私なのですが、朝、孫と過ぎすこの時間が大好きです。


新しい保育園に慣れるまでは、到着すると入るのを嫌がり、「ばーば、おいてかないで〜〜いっしょにかえる〜〜」と大泣きされて辛かったのですが、今は慣れてスーッと入場してくれるようになりました。


時には、前もって約束して、我が家に一日中預かることもあるのですが、基本的には同年代の子どもがいる保育園に連れて行くようにしています。


嫁から孫を預かると、犬の散歩の日課を果たすために、先ずは義母の元に向かいます。


T君をベビーカーに乗せて義母の所へは歩いて行くのですが、その後は、電車に乗って保育園に向かいます。


電車が大大大好きなT君は毎回飽きずに大喜びで、私たちは2種類の電車に乗れるように、わざわざちょっと遠回りをして行きます。


保育園には9時頃到着し、それはちょうど午前中のおやつの時間なのですが、私が見送る時はお弁当を持って出発し、電車の中で朝食を取らせるようにしています。


はじめのうちは、連れて行くと「いやだ、いやだ」と泣き叫んでいたので、(食事も喉を通らないだろう!?)と思って前もって食べさせるようにしていたのですが、それが習慣化してしまい、今は、電車に乗ると条件反射で「ばーば、ぶどうちょうだい」と催促されるので持って行きます。


T君はぶどうが大好きです。外国産だけど、皮ごと食べれる美味しい種なしぶどうがデンマークでも普通に手に入ります。


お弁当は、毎回ほぼ下のようなものです。これは昨日のお弁当。


1週間に一度だけ焼くライ麦パン。この日は、ライ麦パンが一番古い日で(入れるのやめようかな?)とはじめは入っていなかったのだけど、(朝食を食べさせられなかった)と嫁から連絡があり、(仕方ない、これで我慢してもらおう)と入れました。


でも、しっかり食べてくれてほっとしました。ぶどう、ブルーベリー、ライ麦パンかバナナの順で消えて行きます。


「市販のライ麦パンはあまり好きじゃないけれど、おばあちゃんのライ麦パンなら食べれるみたい」と嫁におだてられて、家に帰って大喜びで仕込んであったライ麦パンを焼きました。


下は今日のお弁当。


この『3匹のこぶた』の昭和レトロっぽいアルミのお弁当箱は、私が愛用していたもので、1年半だけ日本の幼稚園に通った平成生まれの長男も使い、今は令和生まれの孫がデンマークで使っています。


焼きたてのライ麦パンは美味しかったらしく、とても豪快に頬張る孫君でした。


ますます頑張ろ〜〜っと!