今日は、来週の木曜日に行われる、研修生試験のリハーサルを観るために劇場に行って来ました。
研修生3年目の息子にとっては、最後の試験です。合格したら、「研修生課程を修了しました」と言う証明書を貰えます。それが息子の将来にどんな意味を持つのかは謎ですが、ここまでやったので、貰っとかないわけにはいかない!でしょう。
去年の12月、バレエ団内部入団試験直前に、担当が突然姿を消ししまってから、日替わりのトレーナーに不安定な日々が続き、辛いことが沢山あった半年間でした。担当を失脚させたAは、その後、その時のことを研修生に詫びたそうですが、担当も、失われた時も、戻って来ることはありません。
担当不在、日替わりトレーナーは、いくら何でも流石に不味いとやっと気付いたのか、最終試験前の1ヶ月間は、バレエ学校出身で、デン王立バレエ団の元ソリストで、とても優秀なバレエ教師でもある先生が担当を引き受けてくれることになりました。
お陰で、最後の1ヶ月は、トレーニングの度に体が不調になる、と言うことはなく、伸び伸びとトレーニングできた研修生たちでした。
試験のプログラムは美しく、リハーサルは、とても素晴らしかったです。いつまでも観ていたかったけれど、終わってしまいました。
息子のソロもとても良かったです。
『オネーギン』のレンスキーのソロに込めた思いは、私以外の参観者にもきっと伝わっていたことでしょう。
帰宅すると、次女が彼氏と2人でやって来てくれました。
中学3年生までバレエ学校に通った次女は、今はエンジニアを目指して工科大学で学んでいます。
「元気出してよ!大丈夫、この世の終わりじゃないんだからさ!」
娘の言葉に、今日も励まされた私でした。
久しぶりに皆んなで大声でカラオケ歌いました。
色々歌ったけど、今日は、エルビスがやけに沁みました〜!
『Can’t help falling in love 』
シンプルに、愛すること、愛さずにいられなかったこと、思い出させてくれて、ありがとう!
この曲のYouTubeのコメントで書かれていたなぁ〜……有名な誰かの言葉……
“Don’t cry because it’s over, smile because it happened”