今日書きたい「ドラマ」というのは、テレビのドラマのことではありません。
はい、そちらの方は疲れるどころか、飽きもせずとことんハマっていますので……。
昨日は木曜日でしたが、「キリスト昇天祭」と言うキリスト教関係の休日でした。
デンマークのカトリック教会では、この日は主日(日曜日)以外で教会に行くべき祝日に指定されています。
そんなわけで、私は教会にいました。
すると、ミサが始まる直前に、私の携帯がなりました。
幸い消音モードにしていたので迷惑をかけることはありませんでした。発信主を確認すると義母でした。
(またか〜〜)って思いました。
何度ミサの時間を説明しても、このタイミングで電話をかけてくることが妙に多い義母です。
(ミサが終わったら電話しよう)と、その時は取りませんでした。でも、ミサの最中に、再び電話があり、何か特別なことがあったのかもなぁ〜?ってチラリと思いました。
席を立って電話を取ることは出来たけれど、しませんでした。
義母の場合、電話して来て、取り込み中で私が取れないと、立て続けにガンガン電話して来て、3〜4回目くらいに取ると、「息子(主人)は土曜日に予定通りうちに来るかしら?」と言った、(毎朝のように顔を見せに行くのだから、その時に聞いてくれよ〜)と思ってしまう、どうでもいい内容のことがあまりにも多いからです。仕事中に主人に電話すると怒られるので、主人には電話しない義母です。
急を要さない内容の電話ばかりで、私にとって、「オオカミが来た〜」少年になりかけている義母です。
ミサの後、主人が携帯を確認すると、主人の携帯の履歴にも義母からの不在着信あり。
今回は本当に何かあったかな?と、2人で代わりばんこに電話してみるも、義母の携帯は話し中。
そして、20分後くらいに再度電話して、義母が出てわかったこと、
「犬が電池を呑み込んでしまった」「休日で対応してくれる獣医がいなくて困っている」
嗚呼ーーーー今回は、異物ドラマか〜〜!
犬が異物を呑み込んで、義母がパニックして、電話口で喚き立てるのは、いったいこれが何度目だろう?
なんで食べちゃいけないものを側に置いておくんだよ〜〜!
義母はどこからの連絡を待っているらしく、直ぐに電話は切られた。
そして、それ以降、昨日は連絡が来なかった。ちなみに犬が呑み込んだのは、義母の補聴器用の小さなボタン電池。
義母は耳が遠いので、いちいち喚いちゃうのは仕方ないのかも?
実は、そんなわけで、こちらからも、叫ぶことが多いです。それも疲れる!
今日の朝、6時に私の携帯がなった。発信者はもちろん義母。
「対応してくれる獣医は電話をかけまくった末なんとか見つかった。今日診察して貰う。犬は元気だけど、電池を体内に放置するのはとても危険なので、これは本当に緊急事態だ。もしかしたら手術になるかもしれない。心配で5時間しか眠れなかった。お願いだけど今日は7時半に来て散歩に行って欲しい……」
(休日だったから、獣医を見つけるのが難しいのは当然。犬が元気なら、電池もそのうち下から排出されるだろう。心配なのに5時間も眠れたのか?)と思いながら……
「今日は金曜日だから、朝の散歩は私の番じゃない。だからいけない。当番のLさんに電話して」と、上の本心を隠しながら出来るだけ丁寧に答えた私でした。
その後はなんの連絡もありません。おそらく解決したのでしょう。それとも、また入院かな?……電池を呑み込むのは確かに危ないらしいので……。
でも、正直、どうでもいいって感じです。
義母の、愛犬に関するヒステリック・ドラマに心底疲れています。
前回呑み込んだ異物はなんだっけ?確かブログにも書いたけど、覚えていません。
それに、ドラマの題材は異物だけではありません。やれ、ダニだ、寄生虫だ、ホルモン注射だ、歯の治療だ〜〜……。
いちいち、膨大なドラマに仕立て上げる義母ですが、これって、どの愛犬家でもそうですか?
私は一生愛犬家にはなれません。
ただでさえ、息子が持ち込むドラマでメンタルやられているのに、もう本当、
勘弁してくれ〜〜!
です。
追記:
午後やっぱり気になって義母に電話しました。
レントゲンを撮ったら、電池は既に体外に出た後で、どこにも見つからなかったそうです。
レントゲン代、日本円で約4万円。安く済んでよかったわ!だそうです。
やれやれ😅