先ずは、元気な孫たちの写真(モザイク付きですが……)。
保育園から自転車に乗って帰宅途中の来月2歳になるT君。ヘルメットして自転車にまたがる姿が中々さまになっています。
もっとも、自転車は自転車でも写真のような、幼児用の歩く自転車です。自転車大国のデンマーク、小さい頃からこれで慣らして、3歳にもなると、いきなり補助なしで自転車に乗れるようになる子も多いです。
そして、パパ譲りで巻毛の、6ヶ月のAちゃん。
3月3日のひな祭りには、末っ子が手作りしてプレゼントした甚平さんを着ていました。
末っ子は舞台があったので1日中不在で甚平さんのAちゃんに会うことが出来ず残念そうでした。
息子の舞台に関しては、リハーサルでは時間の関係か?『ブルージュの大市』のPDDは踊られなかったので、観ることが出来ず、日曜日はひな祭りでお客があり観に行くことは出来ず、私も少し残念でした。
でも、どちらがより大切か?って言ったら、やはり孫の初節句でしょう!
卒業論文作成で、1週間トレーニングを休んだ後、2日リハーサルして本番だったのでちょっと心配でしたが、初舞台にしては、なんとか上手く行ったそうです。ホッとしました。
後2回、デンマークの舞台で踊って、4月には同じものをパリで踊る予定です。
12月中旬以来不在だった研修生2〜3年目のバレエ担当は、もう戻って来ないことがハッキリしました。正式に理由は知らされていませんが、新聞社のバッシングが元々の原因なのは明らかです。
息子はとても慕っていた先生だったので、私たちの心には虚しさだけが残っています。
こう言うことが起こってしまうとは夢にも思わなかったし、今でも意味がわかりません。でも……
もし本当に、新聞の記事が発端で彼女が辞めざる得なかったのだとしたら、彼女の前に辞めなくちゃいけない人が他にいる……
と言うのが私たちの意見です。
そんな訳で、担当不在のまま、PDDは、過去の動画を見て自分たちで練習して覚えたようです。
ブルノンヴィルの『ブルージュの大市』は日本ではあまり知られていないかと思いますが、デンマークでは、今でも全幕で踊られることがある作品です。
そのPDDは、日本でも有名な『ゼンツァーノの花祭り』のPDDと同じくらい知られています。
1851年に初演された作品で、バレエ作品にしては珍しく、コミカルで、ユーモアたっぷりの面白い作品です。
まだ、後少なくとも2回、デンマークの舞台で踊る予定なので、そのどちらかに観にいきたいな〜!と思っていたら、研修生仲間が動画を撮ってくれていたのです。
ちなみに、バレエ学校の幹部や先生たちから何か訂正などがあったのか?といえば、舞台の前も後もノーコメント。みてさえいなかったかも?だそうです。
捨てる神あれば拾う神あり、7分のPDDを、幕が開いてから閉まるまで、研修生仲間が見守って、動画にしてくれたこと、本当にありがたかったです。
パートナーの同意を取るのが難しいかもしれないので、息子のソロの部分だけ、ほんの一部を切りとってYouTubeのリンクにしたので貼り付けます。もし良かったらみてやってください。
おまけに、こちらは、2016年に演目に上がった時に録画されたアルバンとイーダちゃんによるPDDの全編です。