馬小屋の800周年 | あるバレエママの告白

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デンマークの暮らし、教育、子どもたちを通して知ったバレエのこと、旅行の話などなど、ふと頭に浮かんだこと、思ったこと、感じたことをそのまま綴るブログです。

デンマークのクリスマス、つまり24日のイヴから始まり26日までの3日間は、日本で言う正月三が日に相当するもので、この期間には家族や遠くに住む親戚が祝宴するために毎日のように集まります。


最近では、この期間に開いているスーパーが増えてきたので、(もし買い忘れたらあそこに行けば買えるな!)と余裕を持つことができるようになったけど、ちょっと前までは、ほとんどのお店が閉まってしまったので、計画的に大量に買い物しなければならずとても大変でした。


コペンハーゲンには地方出身の人が多く住んでいるので、この期間には帰省する人が多く、街がガラッとしていて、いつもなら場所を見つけるのが難しい路上駐車が簡単にできて、郊外に住んでいるけれど街の中心部の教会に通う私たちにとっては都合が良いこともあります。


クリスマスは、一応?キリスト教のお祝いなので、新年に日本で誰もがお寺や神社にお参りに行くように、教会にも行く習慣があるからです。


2023年は、プレゼピオ、つまり、キリストの誕生が再現された馬小屋、の800周年記念だそうです。世界初のプレゼピオは、アッシジの聖フランシスコによって、イタリアのグレッチオで作られました。ちなみにフランシスコ会の会則が、ローマ教皇によって許可されたのも800年前だったそうです。


下は、ヴァチカン、聖ピエトロ教会前に飾られたプレゼピオの動画です。今年は聖フランシスコやフランシスコ会の修道士たちも再現されていますね〜!


上の動画は少々長かったので、もう少し短いこちらの動画も追加で貼り付けておきます。


私たちが通っている教会は、元々イエズス会が管理していた教会だったのですが、今はフランシスコ会によって管理されていて、今年のプレゼピオは、より一層華やかな飾りがされていました。


この800周年を記念して、フランシスコ会教会のプレゼピオの前で祈りを捧げると、特別な罪の赦しのお恵みあると書いてありました。


常にお祈りしている人がいたので写真撮影は遠慮しました。


代わりにと言ってはなんですが、下は、フュン島からわざわざ訪ねてくれた親戚を囲んで開いた昨日のクリスマスランチ前に撮った写真です。



ソーダ、ビール、蒸留酒と一緒に、マッコリも並んでいるのに気付いて下さいました?


え?マッコリと黒パンって合うの?って感じです。


実は自家製のキムチも後から登場しました〜!そして「ヘルシーなのよ〜」と、皆んなに無理やり食べさせた私。



でも、黒パンオープンサンドのトッピングは豚肉料理が多いので、普通に一緒に食べれます。自分ひとりの時は納豆も乗せて黒パンを食べちゃうんですよ!


親戚がお土産に持ってきてくれたものの一つに、自家製の香辛料がありました。


庭で採れたオレガノ、チリ、タイムなどなどの香草を乾燥させてお塩を追加して作ったそうです。ラベルもお手製で凝ってます。


使うのがとっても楽しみです。