はーい!今日は、その後の息子について書きたいと思います。
帰宅してご飯を食べたら随分落ち着いて、とにかく無事に帰ってこれてよかったね!と言うことにして、翌日にはすっかり元気を取り戻し、バレエのトレーニングも開始しました。
心配だったのは、ドイツで紛失してしまったお土産の詰まったスーツケースの行方でした。
最終目的地の空港でスーツケースが出てこないって言うことは何度も体験したことがあります。でも、スーツケースが完全に紛失してしまったことはありません。だから、そう言う場合、いつか届くだろう!と呑気に構えるようになりました。
でも、今回は、最終目的地ではないハンブルグで、不親切な空港乗務員に「外に出ろ、スーツケースを受け取って、自分で新しいチケットを手配しろ」なんて、全く意味不明なことを言われて外に出た結果、二つのうちひとつのスーツケースが紛失していた、と言う超異常な状況があったので、スーツケースが完全に紛失してしまうなんて言う珍しいこともあり得るかも?なんて不安な気持ちがありました。
幸い、それは余計な心配に終わり、帰国後約36時間経って、スーツケース発見の連絡があり、その後そのスーツケースは自宅まで運び届けられました。
日本の親戚が持たせてくれたものや、時間をかけて選んだお土産が沢山詰まった、いくら賠償してくれても気持ちが収まらないスーツケースだったので、それが届いた時はあまりの嬉しさに(今回起こった嫌なことはもう全て忘れましょう)と言うくらい息子は気持ちがさっぱりしたようでした。
若いって良いよな〜…… ですが、息子の気がおさまっても、私たちの気持ちはおさまりません。ヨーロッパ内で酷い飛行機の遅延や欠航時に補償される600ユーロは、どうしたって払ってもらうように交渉中です。
いつ結果が出るかわからないけど、出た時はまた書きたいと思います。
まあ、スーツケースが届いた今、ポジティブに考えたなら、飛行機で帰ることを諦めて電車に飛び乗った息子にとっては、持って帰らなければならないのが軽い方のスーツケースだけで、残りは家まで運んで貰えたのだから、良かった、と言えば、良かったのです。
さて、高校3年生、研修生3年目になった息子。
最終学年で、トレーニングでは常に最前列って言う状況に、当然まだまだ慣れてなくて、ドキドキしちゃう毎日って感じです。
来週からは9月下旬から上演開始の『白鳥の湖』のリハーサルがあるそうです。アンダーだけど第一幕のワルツなど、配役リストのいくつかの役に名前が載っていて忙しくなりそうです。
夏は終わって、残ったのは、暑い暑い日本の夏の楽しい思い出だよね〜、花火大会もあったしね〜!
そんな息子に贈りたい歌を、最後に貼り付けて今回はおしまい!
いつも、読んでくださってありがとうございます。