今は日本でもフキ(蕗)の季節なのでしょうか?
デンマーク語でフキは Japansk Hestehovと言います。
Hestehov(馬の蹄)と言うフキに似た植物が何種類かあって、その中で食べられるものは「日本のHestehov」と言う名前がついています。「馬の蹄」の名は葉っぱか茎の形から来ていると思われます。ラテン語の学名はPetasites japonicusで、間違いなく日本のフキと同じ植物です。
主に大きな館のお庭に飾りとして植えられていたりするのですが、野生のものもあります。
日本人の知り合いから昨日、そのJapansk Hestehov/フキをどっさり頂きました。
「庭に雑草のように生えているから貰って〜〜」と、毎年大量のフキを収穫しては、日本人の知り合いに配っていると言う奇特な方です。
太くてしっかりした山のような量のフキ、収穫するのだってどれだけ大変なことか!と、そのボランティア精神に毎年感心させられます。
そんな有難いフキを無駄にするわけにはいかないので、帰ってきたら直ぐに下処理をしました。
塩揉みして、茹でて、皮を剥いて計ったら1.5kgもありました。
早速、キムチとキャラブキを作りました。
さて、残った500gをどうしようか?
と悩み、そうだ!あの人に相談しよう!と頭に浮かんだのは里山暮らしをしていて野草類にとても詳しい日本の友人です。
思い立って直ぐにメッセージを送りました。
「お茶請けになるフキ菓子がある。保存食としても良いから作りかたを知っている人に聞いてみる!ちょっと待ってて!」
と、これまた直ぐに返事が来ました。
そして、2時間も経たないうちに「作りかたを知っている人が、犬の散歩がてらに届けてくれたから送ります」と、レシピの写真がメッセンジャーで送られて来ました。
友人は直ぐに知り合いに連絡を取ってくれて、友人から連絡を受けたその方は、直ぐにレシピを探し出し持参して下さったようです。
私はただいま、その有難いレシピ通りにフキ菓子を作成中です。
日本人で本当に良かった〜〜!
です。