毎年変わらない習慣 | あるバレエママの告白

あるバレエママの告白

バレエしている息子のこと。それを母として観察する私が考えたこと。デンマークの暮らし、教育などなど、ふと頭に浮かんだことをそのまま書いてます。

ベルがピンポーンとなったので玄関に出ると、ガラスのドア越しに2人の女性の姿がみえる。

直ぐに、あ〜〜あの方たちのご来場か!と気付く。

そして、玄関のドアを開けると「聖書について一緒にお話ししたくて来ました」とくる。

案の定、エホバの証人のミッションをしている方々だった。

お誘いをお断りしたい時、通っている特定の教会があると都合がいい。

「結構です。私カトリック信者なので、そうそう、今日は『灰の水曜日』ですね!良い一日を」と私。

すぐに「そうでしたか!それではさよなら」と、そそくさと立ち去る2人。

今日が「灰の水曜日」ってことを知らないようすだった。

復活祭40日前の今日は、四旬節の初日で「灰の水曜日」と呼ばれる、キリスト教ではとても大切な1日なのだけど……。

国教がルター派プロテスタントのキリスト教のデンマークでは、1年間の祭日のうち85%がキリスト教にまつわる祭日になっています。

「灰の水曜日」は主にカトリック教会の習慣だし、祝う日でもないので祭日ではありません。

この「灰の水曜日」と復活祭のある聖週間の「聖金曜日」の2日は、大斎の日と言って、健康な成人に達した信者は断食をしなければならない日、とカトリック教会では決まっています。

偉そうに説明しているけれど、この日を(24時間ファスティングのいい機会だわ!)と考えちゃったりしている私は、いい加減な信者の1人です。

デンマークでも、最近になってやっとファスティングが注目されはじめました。でも、「灰の水曜日」のファスティングが習慣化することはないでしょう。

それとは裏腹に、四旬節前の楽しいお祭りはしっかり定着している行事になっています。

それについては、以前の記事があるので下に貼り付けます。
いずれもかなり前のものですが、習慣には変わりがないのでもし良かったら読んでみて下さい。

こちらは謝肉祭の日曜日の過ごし方について


こちらは謝肉祭の月曜日の過ごし方について

https://ameblo.jp/mwins/entry-12251589403.html


謝肉祭の火曜日の習慣についての記事も書いているのですが、しつこくなるし、これまた食べ物の習慣であまり意味がないのでそれはまたの機会に!

さて、今日も味噌を作りました。

麦麹と米麹の合わせ味噌です。




これで合計7kgの味噌の仕込みが終わりました。味噌はもうこの辺にしておこうかな〜って思います。

2月の味噌作り、これも毎年変わらない習慣になりますように!