実は今、私が住んでいる地域は冬休み休暇の最中です。
でも、大学は通常通りの運行で主人は仕事に行っているし、高校は休みだけど、息子は手術後の遅れを取り戻すために毎日自主トレに行ってるしで、私は普段通りの生活をしています。
一つのことに夢中になると、他に目が行かなくなるタイプの人間なので、今週は糀にはじまって糀で終わる毎日でした。
でも、ハッと主人の誕生日が近く、家族は招待したものの、プレゼントさえ用意していないことに気付き、昨日の午後プレゼント探しに街に出ました。
トレーニングを終えた息子と待ち合わせて、プレゼント選びに付き合って貰い、気分転換のためにケーキ屋さんでお茶することにしました。
滅多に行かないデンマークでは老舗のケーキ屋さん「La Glace」。前回行ったのは4年前だったかなぁ〜?覚えていないけれど、とにかくコロナの前でした。
行かない原因は、お値段って言うよりも、この列です。前を通るといつもこんな感じ。今回も少なくとも30分は並びました。
並んでいる間に、ケーキの写真入りでメニューが載ったパンフレットを渡されます。これにしようか?それともこれか?と悩む時間はたっぷりあります。アンデルセン、カール・ニルセン、カレン・ブリクセンなどなど、デンマークの有名人の名前がついたケーキや、何かの記念で作られたケーキから、ザッハトルテ、黒い森のケーキなど、あーそれね!と誰もが知っているケーキまで、ドライケーキも含めたら約40種類から選ぶことができます。
謝肉祭が近いので、この季節につきものの写真のような菓子パンも数種類おいてありました。
やっと入ることが出来たけど、当然席は選べず、今回は入口のすぐ横のちょっとスースーする席でした(大したことはなかったけど……)。もし日本から観光でいらしたなら午前中に行くことをお勧めします。全く並ばずに入り、好きな席に座れた経験があります。
時計の下に創業1870年って書かれています。
息子はブルーベリームースのケーキ、私はオレンジムースの古典的なケーキを選びました。
もっと近くで写すとこんな感じ。
チョコレート/アーモンドの底にカシスのゼリー、リコリス味チョコレート、ブルーベリームース、ブルーベリー/カシスのマカロン付き。
マカロンの底、スポンジケーキにオレンジクリーム、赤スグリのゼリー、ホワイトチョコレート、マジパン、オレンジチョコレートの飾り。
とっても美味しかったです。
まだ買い物が残っていたので、食べたらサッサと立ち去りましたが、いい気分転換になりました。
最後に、昨日の味醂作りの続きの話。
今朝の状態はこんな感じ。
米がお酒を吸って盛り上がっていました。
開けたらこんな感じ。
盛り上がりに差があるのは、目分量で分けた餅米の量の違いだと思われます。
このまま放っておいてもいいものなのかもしれませんが、しばらくは毎日混ぜて、米が沈んできたら放置する、って書いている人もいたので、私は取り敢えず一度混ぜることにしました。
混ぜた後の写真。
醸造所では、数週間経った後で「櫂(かい)を入れる」作業をして全体を混ぜるらしいです。
あまりぐちゃぐちゃ混ぜて酸素を入れるのも良くないのかもしれません。
ほどほどにしておこうかな?と思います。